ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ 再び
去年、突然、立て続けに故障したハンドソープディスペンサーですが、コチラの記事にある通り、なんじゃかんじゃで治ったのでした。
今までの経緯は・・・
旧型が故障→新型を購入→旧型が回復→新型が不調→旧型に交換→旧型故障→
→新型現役復帰へ & 旧型修理完了控え枠へ。
こういう経緯で、結局は修理した旧型は再びお蔵入りとし、復旧した新型が現役として活躍してくれていました。
ああ・・・それなのにw
2021年に入ってからのある日。
突然、新型のハンドソープディスペンサーが、「ガガガガガッ!!!」と謎の、しかも今にも何かが物理的に破壊されそうな異常な音を鳴らしつつ、しかもソープ液も全く出さなくなりました。
・・・またかよ・・・
何かが引っ掛かってる様な音がするので、モーターは動いてるけど、歯車関係の回転が阻害されてる感じでしょうか。
前回は故障では無く、タンクの設置ミスだった訳ですが、今回は間違いなく故障です。
さて、どこか既視感がありますが、こんな場合に備えて旧型がスタンバイしてますので、早速再登板させました。ちゃんと修理して保管しといた甲斐がありましたw
控えに回ってた旧型選手は、今回は即座に役目を果たし始め、実は今も登板中ww
なので、この旧型はこのまま壊れるまで使う予定です。

さて、故障した新型ですが、今度はちゃんとした(?)修理となりましたので、その顛末をご紹介。
症状は、、、
・「物凄い異音。」
・「ソープも出てこない。」
の2つです。
前回、分解しようとして途中で止めたのは、途中まで開けた時点で中身に問題が無さそうだった事と、実験によってそれが証明出来てしまった事が理由でした。
旧型の分解はそこまで難しくは無かったのですが、新型は途中までもかなりの難関でしたので、ちょっと心配ではありますが、最初の最難関部分は乗り越えてるので、何とでもなるだろうと思いながらの作業開始です。

まず、前回、ドリルで穴を開けてるので、本体上部カバーの取外しは簡単です。

簡易防水用に塗ったマスキングゾルを剥がしてネジを外して、パーツオープナーでこじ開けます。
前回はここまででしたが、この時点で動作確認した所、やはり異音がするだけでソープは出てきません。
感じ的には、前回の旧型の故障と同じ原因な気がしますね・・。
ただ、旧型の故障時には、こんな異音はしませんでした。あの時は、モーター音はするけどソープが出てこない、という症状でした。
さて、本体を取り出したいのですが、この光センサー部分が、旧型の様に外れてくれません。ガッツリ接着固定されてます。

どうにか外そうと、接着剤部分をナイフで削ったりしてみたのですが、ビクともしません。迂闊な事をすると断線して終わりです。ここで断線すると恐らく修復は不可能です。
・・・これは困りました。。
で、ネットの海に救いを求めてみた結果、やはり先達がいらっしゃいましたw
詳細な説明はありませんでしたが、センサーが固定されてる下のパーツごと外しておられる映像があったので、試しにパーツオープナーで強引に引き剥がしてみました。

もちろん、ここを外さないと前に進めず試合終了なので、破損覚悟というか、破損前提で、とは言え慎重かつ大胆に全力で剥がします。
バリっという音とともに剥がれてくれましたw

たぶんこれは運が良かっただけでしょうね。どう考えても、破損して当然ですので。
ま、しかし幸運にも大きな破損にはならず、パーツ取付用の足は全て折れてしまいましたが、ぶっちゃけ、こんなもんどうでも良いですしw
ここが外れたので、胴体にあるセンサー部分を、ボディに押し込みながら、本体を抜き出していきます。

はい!抜き出せました!

電池もそのままに抜き出せます。分解については、最初のネジ部分もそうですが、破損を伴う必要がかなりあり、これは旧型の方が親切設計ですが、新型はその分、コストダウンに成功してますので、壊れさえしなければ、新型の方が消費者にはありがたいですよね。壊れさえしなければ。
ここからは、内部に溜まったままのソープ液が漏れ出して来るので、プラケースの蓋の上で作業します。

さて、この状態でもセンサーの位置さえ合わせれば動作確認が可能です。これは旧型も同じ。
動作させて見ると、やはり動こうとして何かに引っ掛かって空回りしてる模様。

更に分解を勧めていきます。

このピンクの部分が伸び縮みする事で、空気を送り出し、それで泡を作ってる様ですね。旧型はピストン形式でしたが、新型はフイゴ形式になったようです。
パイプ類もどんどん外していきます。こちらの中央の丸い部分がピストンになってて、これがソープ液を押し出す役目を担ってる模様。

ここが一番怪しいですね。劣化や汚れによってこの内部の摩擦が大きくなってピストン動作が阻害されてる可能性があります。と、言いますか、旧型はそれが原因でした。

正確には、ここと、隣にある空気送出用のもう一つのポンプのどちらか、あるいは両方が原因だったようなのですが、今回のこの新型は、その空気送出用のシリンダーが、フイゴに置き換わってますので存在しません。
旧型の2つのピストン

新型のピストンとフイゴ

上の画像の「A」と「B」はそれぞれ同じ役割を果たす装置です。旧型はポンプのシリンダー内部とピストンをクリーニングした上でソープ液を塗り、摩擦係数を減らすことで元通り動作する様になったので、今回も同様にやってみたのですが、今回は駄目でした。原因はここでは無かったようです。残念・・

・・・ん~、このどこに問題が隠されてるのでしょうか?
今度は、この、空気を押し出すゴムチューブですが、これが詰まってしまってました。これが詰まってると、ピンクのフイゴが収縮出来なくなる可能性がありますよね?ね?

・・・早速、洗って見ましたが効果ありませんでしたw

他にもこの関連しそうな部分は全て洗浄しましたが、やはり駄目。

考えられる部分を全て洗浄しましたは、どうもそういう事では無いようですね。
しかし!
何気なく、この状態で動作確認した結果、普通に稼働したんですよねーww
もちろん、チューブ類を外してるので何も出て来はしませんが、あの今にもバラバラに壊れてしまいそうな異音は発生せず、通常の動作音だったのです!
なんだろう、これは。
まだ長くなりそうなので、一端ここで中断。次回に持ち越します。
今までの経緯は・・・
旧型が故障→新型を購入→旧型が回復→新型が不調→旧型に交換→旧型故障→
→新型現役復帰へ & 旧型修理完了控え枠へ。
こういう経緯で、結局は修理した旧型は再びお蔵入りとし、復旧した新型が現役として活躍してくれていました。
ああ・・・それなのにw
2021年に入ってからのある日。
突然、新型のハンドソープディスペンサーが、「ガガガガガッ!!!」と謎の、しかも今にも何かが物理的に破壊されそうな異常な音を鳴らしつつ、しかもソープ液も全く出さなくなりました。
・・・またかよ・・・
何かが引っ掛かってる様な音がするので、モーターは動いてるけど、歯車関係の回転が阻害されてる感じでしょうか。
前回は故障では無く、タンクの設置ミスだった訳ですが、今回は間違いなく故障です。
さて、どこか既視感がありますが、こんな場合に備えて旧型がスタンバイしてますので、早速再登板させました。ちゃんと修理して保管しといた甲斐がありましたw
控えに回ってた旧型選手は、今回は即座に役目を果たし始め、実は今も登板中ww
なので、この旧型はこのまま壊れるまで使う予定です。

さて、故障した新型ですが、今度はちゃんとした(?)修理となりましたので、その顛末をご紹介。
症状は、、、
・「物凄い異音。」
・「ソープも出てこない。」
の2つです。
前回、分解しようとして途中で止めたのは、途中まで開けた時点で中身に問題が無さそうだった事と、実験によってそれが証明出来てしまった事が理由でした。
旧型の分解はそこまで難しくは無かったのですが、新型は途中までもかなりの難関でしたので、ちょっと心配ではありますが、最初の最難関部分は乗り越えてるので、何とでもなるだろうと思いながらの作業開始です。

まず、前回、ドリルで穴を開けてるので、本体上部カバーの取外しは簡単です。

簡易防水用に塗ったマスキングゾルを剥がしてネジを外して、パーツオープナーでこじ開けます。
前回はここまででしたが、この時点で動作確認した所、やはり異音がするだけでソープは出てきません。
感じ的には、前回の旧型の故障と同じ原因な気がしますね・・。
ただ、旧型の故障時には、こんな異音はしませんでした。あの時は、モーター音はするけどソープが出てこない、という症状でした。
さて、本体を取り出したいのですが、この光センサー部分が、旧型の様に外れてくれません。ガッツリ接着固定されてます。

どうにか外そうと、接着剤部分をナイフで削ったりしてみたのですが、ビクともしません。迂闊な事をすると断線して終わりです。ここで断線すると恐らく修復は不可能です。
・・・これは困りました。。
で、ネットの海に救いを求めてみた結果、やはり先達がいらっしゃいましたw
詳細な説明はありませんでしたが、センサーが固定されてる下のパーツごと外しておられる映像があったので、試しにパーツオープナーで強引に引き剥がしてみました。

もちろん、ここを外さないと前に進めず試合終了なので、破損覚悟というか、破損前提で、とは言え慎重かつ大胆に全力で剥がします。
バリっという音とともに剥がれてくれましたw

たぶんこれは運が良かっただけでしょうね。どう考えても、破損して当然ですので。
ま、しかし幸運にも大きな破損にはならず、パーツ取付用の足は全て折れてしまいましたが、ぶっちゃけ、こんなもんどうでも良いですしw
ここが外れたので、胴体にあるセンサー部分を、ボディに押し込みながら、本体を抜き出していきます。

はい!抜き出せました!

電池もそのままに抜き出せます。分解については、最初のネジ部分もそうですが、破損を伴う必要がかなりあり、これは旧型の方が親切設計ですが、新型はその分、コストダウンに成功してますので、壊れさえしなければ、新型の方が消費者にはありがたいですよね。壊れさえしなければ。
ここからは、内部に溜まったままのソープ液が漏れ出して来るので、プラケースの蓋の上で作業します。

さて、この状態でもセンサーの位置さえ合わせれば動作確認が可能です。これは旧型も同じ。
動作させて見ると、やはり動こうとして何かに引っ掛かって空回りしてる模様。

更に分解を勧めていきます。

このピンクの部分が伸び縮みする事で、空気を送り出し、それで泡を作ってる様ですね。旧型はピストン形式でしたが、新型はフイゴ形式になったようです。
パイプ類もどんどん外していきます。こちらの中央の丸い部分がピストンになってて、これがソープ液を押し出す役目を担ってる模様。

ここが一番怪しいですね。劣化や汚れによってこの内部の摩擦が大きくなってピストン動作が阻害されてる可能性があります。と、言いますか、旧型はそれが原因でした。

正確には、ここと、隣にある空気送出用のもう一つのポンプのどちらか、あるいは両方が原因だったようなのですが、今回のこの新型は、その空気送出用のシリンダーが、フイゴに置き換わってますので存在しません。
旧型の2つのピストン

新型のピストンとフイゴ

上の画像の「A」と「B」はそれぞれ同じ役割を果たす装置です。旧型はポンプのシリンダー内部とピストンをクリーニングした上でソープ液を塗り、摩擦係数を減らすことで元通り動作する様になったので、今回も同様にやってみたのですが、今回は駄目でした。原因はここでは無かったようです。残念・・

・・・ん~、このどこに問題が隠されてるのでしょうか?
今度は、この、空気を押し出すゴムチューブですが、これが詰まってしまってました。これが詰まってると、ピンクのフイゴが収縮出来なくなる可能性がありますよね?ね?

・・・早速、洗って見ましたが効果ありませんでしたw

他にもこの関連しそうな部分は全て洗浄しましたが、やはり駄目。

考えられる部分を全て洗浄しましたは、どうもそういう事では無いようですね。
しかし!
何気なく、この状態で動作確認した結果、普通に稼働したんですよねーww
もちろん、チューブ類を外してるので何も出て来はしませんが、あの今にもバラバラに壊れてしまいそうな異音は発生せず、通常の動作音だったのです!
なんだろう、これは。
まだ長くなりそうなので、一端ここで中断。次回に持ち越します。
スポンサーサイト