ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ 故障と修理 その3
【旧型の故障と修理】
さて、新型の故障というか不調の原因が判り、それを修正することで新型は順調に動作を続けています。
では次に、旧型の検証を行います。

症状は、、、
・「モーター音はするけど液体が出て来なくなった」
・「一回、出て来る様になったけど、またすぐ出て来なくなった」
の2つです。
旧型ですが、新型と同じ原因(タンクの装着ミス)では無いことを確認し、やはり分解してみることに。


旧型は、電池ボックスの周囲にネジがあるので、普通にそれを外し、新型同様に上部のパーツをパーツオープナーでこじ開けます。分解は新型より簡単ですね。

この時点で、やはりモーター自体は動いてる様なので、中で液漏れが起きてる様子は全く無いのですが、一応、新型の時と同じように、チューブを装着して水漏れチェックしてみました。
ポンプ機能に問題が無ければ、水はちゃんと出て来る筈です。
がしかし、、新型の時とは異なり、この旧型は、この方法では水が出てきませんでした。
つまり、ポンプが正常に機能してないのは確実です。
・・・こちらは、ちゃんと故障してるっぽいですねw
このままではこれ以上の事が判らないので、本体を取り出してじっくり取り組むことにw
本体の取外しは割と簡単で、ちょっと頑張れば普通に筐体から取り外せます。

あちこち手で触ってみたのですが、やはり液漏れの痕跡は全くありません。
で、センサーの角度を合わせて駆動テストしてみると、確かにモーター音はするのですが、ポンプの駆動部が全く動いてません。半透明なのでそれが目で確認出来ました。・・・見た感じ、動こうとはしてるのですが動けない、という感じでしょうか。

いや、目で見て確認するのは大切ですね。
なので、さらに分解作業を勧めます。ちなみに、この先の分解作業をする場合は、この部分のネジを先に緩める必要がありますので、もし挑戦する場合は要注意です。

分解してみると、さっきまで薄っすらと内部に水色と黒のラインが見えてた部分がシリンダーであって、内部のライン部分そのものがピストンのパッキンだったことが判りました。

この剥き出しの状態で駆動テストしてみると、二つのピストンは正常に動きました。

おお!故障原因を発見!
間違いなくさっきまで動いてませんでしたからね。
つまりは、モーターも生きてて、中の歯車的なアレやコレやも正常だという事なので、この部分をそーっと元の状態に戻した上で、もう一度、駆動実験。
すると、なるほど、このピストンがシリンダーの中ではスムーズに動けない様です。
たぶんですが、ゴム・パッキンの劣化か汚れによって摩擦が大きくなり過ぎてるか、最悪は何かに引っ掛かってしまうのでしょう。
という事は、ゴムを取り外して洗浄するのが基本でしょうが、このゴムはかなりしっかりハマってるので取り外すと致命傷を受けそうなんですよね。
なので、物は試しですが、一応、ゴムの部分は、ソープ液でそーっと拭くだけにして、シリンダー側をしっかり拭いてた上で、内部にソープ液を塗りたくってみましたw

これで摩擦係数が減れば、ピストンはスムーズに動く筈です!
その状態で、他のパーツも一応確認したりしながら、もう一度組み立てて実験。
はい!普通にサクサク動く様になりました!
何度も何度も動作確認を行った結果、大丈夫そうなので、このまま組み立てて、さらに実際にタンクを取付て動作確認。
問題無し!
と言う訳で、旧型の故障の原因究明と修理は完了しました。
旧型の方は、再び動かなくなる可能性は充分ありますが、本当に動かなくなるまで、できるだけ修理して使おうと思います。
【総評】
分解して判ったのは、内部のチューブが外れたり破れたり、という故障の可能性は低いんじゃないか?という事です。
可能性があるとすれば、今回の様なピストン機能が汚れや劣化で損なわれるだとか、タンクの装着ミスで液漏れを起こして、電池ボックスが錆びたりショートしたり。
その他の可能性としては、モーターそのものが壊れる、センサー部分が壊れる、といったパターンくらいじゃないでしょうか?
逆に言うと、故障時にチェックするのはその程度で充分じゃないかな、と思います。それで駄目なら諦める方が良いかなぁ、とw
また、今後、新型の方でも同じ事が起こる可能性は高いので、その際はこれを参考にすれば良いと思います。
という訳で、新型も旧型も、どうにかお手上げにはならず、何とか問題点を洗い出し、対策を施したお陰で今も順調に我が家の役に立ってくれている次第です。
壊れずに、あるいは壊れても簡単に修理出来るなら、これはめっちゃお買い得なハンドソープディスペンサーなんじゃないか?と思います。
さて、新型の故障というか不調の原因が判り、それを修正することで新型は順調に動作を続けています。
では次に、旧型の検証を行います。

症状は、、、
・「モーター音はするけど液体が出て来なくなった」
・「一回、出て来る様になったけど、またすぐ出て来なくなった」
の2つです。
旧型ですが、新型と同じ原因(タンクの装着ミス)では無いことを確認し、やはり分解してみることに。


旧型は、電池ボックスの周囲にネジがあるので、普通にそれを外し、新型同様に上部のパーツをパーツオープナーでこじ開けます。分解は新型より簡単ですね。

この時点で、やはりモーター自体は動いてる様なので、中で液漏れが起きてる様子は全く無いのですが、一応、新型の時と同じように、チューブを装着して水漏れチェックしてみました。
ポンプ機能に問題が無ければ、水はちゃんと出て来る筈です。
がしかし、、新型の時とは異なり、この旧型は、この方法では水が出てきませんでした。
つまり、ポンプが正常に機能してないのは確実です。
・・・こちらは、ちゃんと故障してるっぽいですねw
このままではこれ以上の事が判らないので、本体を取り出してじっくり取り組むことにw
本体の取外しは割と簡単で、ちょっと頑張れば普通に筐体から取り外せます。

あちこち手で触ってみたのですが、やはり液漏れの痕跡は全くありません。
で、センサーの角度を合わせて駆動テストしてみると、確かにモーター音はするのですが、ポンプの駆動部が全く動いてません。半透明なのでそれが目で確認出来ました。・・・見た感じ、動こうとはしてるのですが動けない、という感じでしょうか。

いや、目で見て確認するのは大切ですね。
なので、さらに分解作業を勧めます。ちなみに、この先の分解作業をする場合は、この部分のネジを先に緩める必要がありますので、もし挑戦する場合は要注意です。

分解してみると、さっきまで薄っすらと内部に水色と黒のラインが見えてた部分がシリンダーであって、内部のライン部分そのものがピストンのパッキンだったことが判りました。

この剥き出しの状態で駆動テストしてみると、二つのピストンは正常に動きました。

おお!故障原因を発見!
間違いなくさっきまで動いてませんでしたからね。
つまりは、モーターも生きてて、中の歯車的なアレやコレやも正常だという事なので、この部分をそーっと元の状態に戻した上で、もう一度、駆動実験。
すると、なるほど、このピストンがシリンダーの中ではスムーズに動けない様です。
たぶんですが、ゴム・パッキンの劣化か汚れによって摩擦が大きくなり過ぎてるか、最悪は何かに引っ掛かってしまうのでしょう。
という事は、ゴムを取り外して洗浄するのが基本でしょうが、このゴムはかなりしっかりハマってるので取り外すと致命傷を受けそうなんですよね。
なので、物は試しですが、一応、ゴムの部分は、ソープ液でそーっと拭くだけにして、シリンダー側をしっかり拭いてた上で、内部にソープ液を塗りたくってみましたw

これで摩擦係数が減れば、ピストンはスムーズに動く筈です!
その状態で、他のパーツも一応確認したりしながら、もう一度組み立てて実験。
はい!普通にサクサク動く様になりました!
何度も何度も動作確認を行った結果、大丈夫そうなので、このまま組み立てて、さらに実際にタンクを取付て動作確認。
問題無し!
と言う訳で、旧型の故障の原因究明と修理は完了しました。
旧型の方は、再び動かなくなる可能性は充分ありますが、本当に動かなくなるまで、できるだけ修理して使おうと思います。
【総評】
分解して判ったのは、内部のチューブが外れたり破れたり、という故障の可能性は低いんじゃないか?という事です。
可能性があるとすれば、今回の様なピストン機能が汚れや劣化で損なわれるだとか、タンクの装着ミスで液漏れを起こして、電池ボックスが錆びたりショートしたり。
その他の可能性としては、モーターそのものが壊れる、センサー部分が壊れる、といったパターンくらいじゃないでしょうか?
逆に言うと、故障時にチェックするのはその程度で充分じゃないかな、と思います。それで駄目なら諦める方が良いかなぁ、とw
また、今後、新型の方でも同じ事が起こる可能性は高いので、その際はこれを参考にすれば良いと思います。
という訳で、新型も旧型も、どうにかお手上げにはならず、何とか問題点を洗い出し、対策を施したお陰で今も順調に我が家の役に立ってくれている次第です。
壊れずに、あるいは壊れても簡単に修理出来るなら、これはめっちゃお買い得なハンドソープディスペンサーなんじゃないか?と思います。
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