牛スジ・カレー 第二号
以前、牛スジ・カレーに初挑戦し、見事勝利(え?)したのですが、その余りの美味しいさに、再び牛スジ・カレーを作る事に。
前回、業務スーパーで、冷凍の牛赤身スジ肉を購入して作りました。詳細はコチラ。
圧力鍋を使えば早いという事は判っていたのですが、普通の鍋でつくってみたい、という事で、結局、カレー調理の前日に何時間も煮込んで、アクや余計な脂を落して柔らかくする、という下処理工程を行いました。
くれぐれも言っておきますが、普段使わない圧力鍋を出してきて、分解して洗って、使って、また分解して洗って収納するのが面倒だから、という理由ではありませんw
しかしまぁ、やはり何時間もかけてまで作るのは面倒なので、もう少し簡単に出来ないのか?と思いながら、業務スーパーで買い物してたのですが、こういう物を見つけました。

おでんの具材にも推奨とあり、再加熱して下さいと書いてあるので、少なくとも一回は火が通ってる訳です。
なので、前回の様な下処理工程、そこまでの煮込み時間は不要なのではないか?という事でこれを使うことに。
はい! もうお分かりかと思いますが、、、
この時点で、「牛スジ」に種類がある、という事を、私は知りませんでした。ええ。
てっきり 「牛スジ」 は 「牛スジ」 だと思ってましたからね。w
今回、目立つところにハッキリと 「メンブレン」 と書いてありますが、この時点で何のことか丸っきり判ってませんでしたw
気になってはいたのですがね・・
これは後で知った事ですが、前回使ったのは、「牛赤身スジ肉」という商品名。
肉から切り離された筋部分だそうで、なので、肉部分が付着してる訳です。おでんの牛スジの串に刺さってる肉を主張してるヤツ。
今回のは「メンブレン」という商品名。
ハラミと呼ばれてる横隔膜の外側の膜で、平べったいペラペラの部位。おでんの牛スジの串に刺さってるペラペラしたヤツ。
他に、「腱」とか「アキレス腱」と呼ばれる部位で、そのまんま、「腱」ですね。おでんの牛スジの串に刺さってるコラーゲンの塊みたいなヤツ。
こんな種類があるというか、これらが全部別モノだとか全然知りませんでしたね~ これは常識の類なんでしょうか?
「牛スジ」としか説明されてない事が多い様な気がしたのですが、3種類の牛スジの違いを知ってから注意してよく見ると、ちゃんと解説してくれてるケースも多いという事が判りました。
さてさて、そんな訳で、「牛スジ」に種類がある事も知らず、前回の「牛赤身スジ肉」と全く違う部位である「メンブレン」を、同じ食材だと思い込んだまま、牛スジカレーを作っていった、という事になる訳です。。
今回は「メンブレン」を2袋=600g準備しました。

くどい様ですが、再加熱して下さい、と書いてあるからには、もう火が通ってるという事なので、序盤の下処理工程をすっ飛ばします。その為にこの食材を選んだ訳でして。

という訳で、まずは玉ネギ。

玉ネギをどんどん刻みながら、横で鍋に和風出汁っぽいのを作り、チューブ生姜をたっぷり&チューブにんにくを適量投入。

そこに牛スジ(メンブレン)を投入。
実はこの時点で、「あれ?思ってたのと違うかも・・・」とは思いましたw

しかし、だからどうなる訳でも無いので、気にせず強火でガンガンに煮込んで行きます。

煮込んでる横で、我が家秘伝(?)の玉ネギとトマトジュースのカレーベースを作っていきます。

さらに、ゴロゴロした食感の野菜が好きな家族の為に、ニンジンとジャガイモに火を通していきます。

全てが揃ったら、鍋に投入して合体。カレールーを加えて、はい!完成!
早いですね~!!

牛スジの下処理工程を全部すっ飛ばしたので、非常に早いです。
めっちゃ美味しそうですねー!
では、実食!
・・・・んー・・・・えーと・・そうですね・・・。
何と言いますか・・・・・んー・・・ちょっと脂っこいのかなぁー?
どういう表現が正しいのでしょうかねー?
まず、脂っこい。そして・・・脂っこい。and 脂っこいw
いや、食べられない程じゃ無いんです。 全部しっかり完食しましたし。
でも、まぁ脂っこいw
前回のが絶品だったので、どうしてもハードルが上がってしまってる、というのは確かですがね。
しかし、これはまぁ・・・そうですね・・・失敗でしょうねww
まず間違いなく、料理方法を間違ったのです。
これは、カレーで無く、それこそおでんであれば全く問題無いと思います。
この脂がコクとなって絶品の旨さを引き出すので美味しい料理になるのは間違い無いのですが、、カレーに入れるのであれば、たぶん、1回は茹で溢して脂を落すべきでしょう。
あと、下ゆで段階で、酒や生姜と煮込んでもう少し臭みを消すと言うか下味を着けるべきでしょうか。いや、臭い訳では無く、下味を着けてないままだと、カレーとは合わない感じというか。
そのままだと、カレーの風味をちょっと邪魔する感じがします。
恐らく、この一手間で美味しくなると思いますが、そもそもメンブレンはカレーには向かないかも。いや、そう言うと語弊がありますね。
トッピングとか、具材の一つとしては全然有りだと思うのですが、メインの肉パートをメンブレンだけに担わせるのはちょっと違うのかなぁと。
ペラッペラのプニュプニュですし、ちょっと物足りないんじゃないかなーと。
まぁこんなものは個人の好みで変わって来る部分ではありますがね。
と言う訳で、これはこれで、またいつかリベンジしようと思います。
前回、業務スーパーで、冷凍の牛赤身スジ肉を購入して作りました。詳細はコチラ。
圧力鍋を使えば早いという事は判っていたのですが、普通の鍋でつくってみたい、という事で、結局、カレー調理の前日に何時間も煮込んで、アクや余計な脂を落して柔らかくする、という下処理工程を行いました。
くれぐれも言っておきますが、普段使わない圧力鍋を出してきて、分解して洗って、使って、また分解して洗って収納するのが面倒だから、という理由ではありませんw
しかしまぁ、やはり何時間もかけてまで作るのは面倒なので、もう少し簡単に出来ないのか?と思いながら、業務スーパーで買い物してたのですが、こういう物を見つけました。

おでんの具材にも推奨とあり、再加熱して下さいと書いてあるので、少なくとも一回は火が通ってる訳です。
なので、前回の様な下処理工程、そこまでの煮込み時間は不要なのではないか?という事でこれを使うことに。
はい! もうお分かりかと思いますが、、、
この時点で、「牛スジ」に種類がある、という事を、私は知りませんでした。ええ。
てっきり 「牛スジ」 は 「牛スジ」 だと思ってましたからね。w
今回、目立つところにハッキリと 「メンブレン」 と書いてありますが、この時点で何のことか丸っきり判ってませんでしたw
気になってはいたのですがね・・
これは後で知った事ですが、前回使ったのは、「牛赤身スジ肉」という商品名。
肉から切り離された筋部分だそうで、なので、肉部分が付着してる訳です。おでんの牛スジの串に刺さってる肉を主張してるヤツ。
今回のは「メンブレン」という商品名。
ハラミと呼ばれてる横隔膜の外側の膜で、平べったいペラペラの部位。おでんの牛スジの串に刺さってるペラペラしたヤツ。
他に、「腱」とか「アキレス腱」と呼ばれる部位で、そのまんま、「腱」ですね。おでんの牛スジの串に刺さってるコラーゲンの塊みたいなヤツ。
こんな種類があるというか、これらが全部別モノだとか全然知りませんでしたね~ これは常識の類なんでしょうか?
「牛スジ」としか説明されてない事が多い様な気がしたのですが、3種類の牛スジの違いを知ってから注意してよく見ると、ちゃんと解説してくれてるケースも多いという事が判りました。
さてさて、そんな訳で、「牛スジ」に種類がある事も知らず、前回の「牛赤身スジ肉」と全く違う部位である「メンブレン」を、同じ食材だと思い込んだまま、牛スジカレーを作っていった、という事になる訳です。。
今回は「メンブレン」を2袋=600g準備しました。

くどい様ですが、再加熱して下さい、と書いてあるからには、もう火が通ってるという事なので、序盤の下処理工程をすっ飛ばします。その為にこの食材を選んだ訳でして。

という訳で、まずは玉ネギ。

玉ネギをどんどん刻みながら、横で鍋に和風出汁っぽいのを作り、チューブ生姜をたっぷり&チューブにんにくを適量投入。

そこに牛スジ(メンブレン)を投入。
実はこの時点で、「あれ?思ってたのと違うかも・・・」とは思いましたw

しかし、だからどうなる訳でも無いので、気にせず強火でガンガンに煮込んで行きます。

煮込んでる横で、我が家秘伝(?)の玉ネギとトマトジュースのカレーベースを作っていきます。

さらに、ゴロゴロした食感の野菜が好きな家族の為に、ニンジンとジャガイモに火を通していきます。

全てが揃ったら、鍋に投入して合体。カレールーを加えて、はい!完成!
早いですね~!!

牛スジの下処理工程を全部すっ飛ばしたので、非常に早いです。
めっちゃ美味しそうですねー!
では、実食!
・・・・んー・・・・えーと・・そうですね・・・。
何と言いますか・・・・・んー・・・ちょっと脂っこいのかなぁー?
どういう表現が正しいのでしょうかねー?
まず、脂っこい。そして・・・脂っこい。and 脂っこいw
いや、食べられない程じゃ無いんです。 全部しっかり完食しましたし。
でも、まぁ脂っこいw
前回のが絶品だったので、どうしてもハードルが上がってしまってる、というのは確かですがね。
しかし、これはまぁ・・・そうですね・・・失敗でしょうねww
まず間違いなく、料理方法を間違ったのです。
これは、カレーで無く、それこそおでんであれば全く問題無いと思います。
この脂がコクとなって絶品の旨さを引き出すので美味しい料理になるのは間違い無いのですが、、カレーに入れるのであれば、たぶん、1回は茹で溢して脂を落すべきでしょう。
あと、下ゆで段階で、酒や生姜と煮込んでもう少し臭みを消すと言うか下味を着けるべきでしょうか。いや、臭い訳では無く、下味を着けてないままだと、カレーとは合わない感じというか。
そのままだと、カレーの風味をちょっと邪魔する感じがします。
恐らく、この一手間で美味しくなると思いますが、そもそもメンブレンはカレーには向かないかも。いや、そう言うと語弊がありますね。
トッピングとか、具材の一つとしては全然有りだと思うのですが、メインの肉パートをメンブレンだけに担わせるのはちょっと違うのかなぁと。
ペラッペラのプニュプニュですし、ちょっと物足りないんじゃないかなーと。
まぁこんなものは個人の好みで変わって来る部分ではありますがね。
と言う訳で、これはこれで、またいつかリベンジしようと思います。
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古いドアノブが壊れたので修理してみました。 その3
と言う訳で、原因が判明し、スプリングを調達してきたので交換してしまいましょう。

しかし、こういうDIY作業でいつも思うのは、探せば何でも売ってるもんだな~という事ですねw
私も含め、プラモデルが趣味な人は、DIYをも趣味にしてる人なんかも多いと思うんですが、こういう些細な瞬間に変な喜びを感じるのは私だけでは無いと思いますw
ホームセンターに行くと、スプリングなんか割と普通に売ってる訳ですが、そんな事、普通の人なら一生気付かずに生きていきますよねw

はい、またもや一通りの作業をやって、ドアノブを全て取り外して分解します。

今回はケースの蓋を開けた時点でこの有様ww バネが弾け飛ぶ寸前ですね。

流石に完全に同じサイズの物は無かったので、一番近いものを購入してきましたが、まぁ良い感じですね。

お店で思い出して、ついでにもう一方の側のスプリングも交換しようと思って買って来たものは、サイズを間違ってしまった為に、全然合いませんでした。

それは良いとして、このスプリングの入った袋、ミシン目があるらしいのですが、どうやっても上手に開封出来ませんでした。

ネジとか釘の袋とかは、ちょっと力をいれると、スーッとミシン目が破れて綺麗に開封出来るんですがね。何かやり方を間違ってしまってるのでしょうか。まぁ良いです。
さて、結果オーライと言いますか、折れたスプリングが偶然にも上手く噛み合って機能していた、という危なっかしい状態だったものが、 5-56 を適当にスプレーしてしまった結果、その微妙なバランスが崩壊した事で、抱えていた問題点が露になった訳で、ええと・・・・
本来、こういう用途には 5-56 では無く、グリースを塗るのが良いようです。
という事で、今回は、スプリングとともに、グリースも入手してきました。
KUREのグリースメイトという有名な商品もあるのですが、スプレータイプにしてもペーストタイプにしても、量が多いんですよね。
スプレータイプはあまりにも長期間、使用しないで置いておくと使えなくなる恐怖があるので、何となく長期保存できそうなペーストタイプが良いのですが、近所のコーナンには売ってませんでした。
それと、どっちにしろ決して高価な物では無いのですが、そうそう何かのグリスアップ作業なんてしませんので、確実に、それも長期間に渡って余るので、ちょっと購入には抵抗があるんですよね。
で、色々と迷ってたのですが、今回は、コーナンのグリース売り場で、40gという非常に少量かつ100円以下という価格で売ってるグリスを発見。
しかも!非常に有名なメーカーの商品でもあるので、これを購入してきました。

AZ リチウムグリース DS764 40g 84円
AZという有名メーカーの万能グリースです!!安いのと、少量である、という両面で素晴らしい商品です!!
ただし、メーカーの公式サイトでは315円。
値段が違い過ぎやしませんかねw
しかもこれ、ネットで検索したら、販売価格に幅があり過ぎて、ちょっと怖くなるんですがw
自分が見た最安値は72円。amazonでも300~400円くらいします。 最高値は1500円以上w なんでこんなに価格差が生じてるんでしょうか。
使用期限とかあるのかな?しかし、20倍ほども値段の開きがあるのはどうなんでしょうか?
ちなみに、手元にあるものには使用期限的な記載は見当たりません。
ま、私はお店で普通に84円で買えた、という事で満足しておきますw
で、こちらは、100円均一のセリアで購入している、我が家御用達の木製マドラー。これ、色々と使い勝手が良くて、常備しています。

今回のこのグリースですが、粘度がどの程度か判らなかったので、とりあえずこちらも100均で買って常備してるミニカップに出してみようと思ったのですが、これがかなり粘度が高いので、最初に欲しかったペースト的な使い方が可能であることが判りました。

なので、マドラーに直接出して、塗布することに。

一応ですが、本来は青いキャップの先端を切り取って使い、その後は付属のフタをして保管するのですが、これは確実に漏れ出てしまうヤツなので、完全に密閉出来るよう、敢えてこういう使い方をしています。

さて、グリースをしっかり塗布することで、防錆と同時に、潤滑を良くし破損を防ぎ、このドアノブが更に末永く役立ってくれる様になったかと思います。
このドアノブは、これらの一連の作業の後は非常に大人しくなりまして、存在そのものを忘れてしまうレベルw

日常生活の中の物って、こういう状態が一番良いのでしょうね。
これで、例のドアノブとの長い戦いは完結しました。
ところで。

それと、先にも紹介させて頂いた、いつも使ってる工具ですが、今回は特に働いてくれたので、ここでご紹介。本家サイトのPCコーナーで紹介した事があると思うのですが、この電ドラは本当に良いです。調べた所、初めて紹介したページがコチラで、それが既に10年前で、大安売りで買いました。
既に10年以上の時間が経っており、箱はこんなにボロボロにw 10年前の写真と見比べると良く判りますね。

何が凄いって、この間、主力の電ドラとして結構使ってる訳ですが、たぶん2~3回くらいしか充電して無いんすよね。バッテリーがめっちゃタフなんでしょうか。確かに、このタイプの電ドラなので、長時間使いまくる事は無く、比較的小さなビスを回すのが基本なのですがね。
なお、組み立て式の家具とかはコンセントから電源を取るタイプで、もっとトルクのあるごっつい物を使ってます。

しかし、ともかく小回りが利いてバッテリーも良く持つので、長年愛用してる一品です。しかもホント安かったんすよね。値段は忘れましたし、もう既に売ってないのでアレですが。
そのバッテリーと充電器も付属でした。

現在は、HITACHI(Hitachi Koki)からHiKOKI(ハイコーキ=旧・日立工機株式会社)というブランドとなり、日立グループから離脱して別のグループとなってるそうですが、そういう事情で安く売られてたのかも知れませんねw 今はもう販売されておらず、同じ仕様の製品は、ショップによってまちまちですが1万円以上はする感じですかね。
あと、バッテリーや充電器が別売りだったり、使えるビットのサイズとか、その辺はメーカーや商品によってまちまちなので要チェックですね。全部揃えたら2万円超えたりする商品も多いです。
検索した結果、楽天でかなり安く売ってたので一応ご紹介。 楽天の広告を貼る実験でもありますが。
電動工具類は、実績と信頼のあるメーカー物であることが必須条件で、迂闊な物を買うと怪我の危険性もありますからね。
今だと、Makita、Panasonic、HiKOKI(旧HITACHI)、RYOBI、BOSCHでしょうかね。
この、精密機械の分解にも使えて、なんならDIYにも活躍可能な形状であるピストル型にも変形でき、しかも引き金タイプでは無く、親指で回転制御可能なタイプは非常に有用です。人差し指でトリガーを引くタイプは、DIYには向いてますが精密機械には向きませんので。
という訳でついでにおススメ工具の紹介でしたw

しかし、こういうDIY作業でいつも思うのは、探せば何でも売ってるもんだな~という事ですねw
私も含め、プラモデルが趣味な人は、DIYをも趣味にしてる人なんかも多いと思うんですが、こういう些細な瞬間に変な喜びを感じるのは私だけでは無いと思いますw
ホームセンターに行くと、スプリングなんか割と普通に売ってる訳ですが、そんな事、普通の人なら一生気付かずに生きていきますよねw

はい、またもや一通りの作業をやって、ドアノブを全て取り外して分解します。

今回はケースの蓋を開けた時点でこの有様ww バネが弾け飛ぶ寸前ですね。

流石に完全に同じサイズの物は無かったので、一番近いものを購入してきましたが、まぁ良い感じですね。

お店で思い出して、ついでにもう一方の側のスプリングも交換しようと思って買って来たものは、サイズを間違ってしまった為に、全然合いませんでした。

それは良いとして、このスプリングの入った袋、ミシン目があるらしいのですが、どうやっても上手に開封出来ませんでした。

ネジとか釘の袋とかは、ちょっと力をいれると、スーッとミシン目が破れて綺麗に開封出来るんですがね。何かやり方を間違ってしまってるのでしょうか。まぁ良いです。
さて、結果オーライと言いますか、折れたスプリングが偶然にも上手く噛み合って機能していた、という危なっかしい状態だったものが、 5-56 を適当にスプレーしてしまった結果、その微妙なバランスが崩壊した事で、抱えていた問題点が露になった訳で、ええと・・・・
本来、こういう用途には 5-56 では無く、グリースを塗るのが良いようです。
という事で、今回は、スプリングとともに、グリースも入手してきました。
KUREのグリースメイトという有名な商品もあるのですが、スプレータイプにしてもペーストタイプにしても、量が多いんですよね。
スプレータイプはあまりにも長期間、使用しないで置いておくと使えなくなる恐怖があるので、何となく長期保存できそうなペーストタイプが良いのですが、近所のコーナンには売ってませんでした。
それと、どっちにしろ決して高価な物では無いのですが、そうそう何かのグリスアップ作業なんてしませんので、確実に、それも長期間に渡って余るので、ちょっと購入には抵抗があるんですよね。
で、色々と迷ってたのですが、今回は、コーナンのグリース売り場で、40gという非常に少量かつ100円以下という価格で売ってるグリスを発見。
しかも!非常に有名なメーカーの商品でもあるので、これを購入してきました。

AZ リチウムグリース DS764 40g 84円
AZという有名メーカーの万能グリースです!!安いのと、少量である、という両面で素晴らしい商品です!!
ただし、メーカーの公式サイトでは315円。
値段が違い過ぎやしませんかねw
しかもこれ、ネットで検索したら、販売価格に幅があり過ぎて、ちょっと怖くなるんですがw
自分が見た最安値は72円。amazonでも300~400円くらいします。 最高値は1500円以上w なんでこんなに価格差が生じてるんでしょうか。
使用期限とかあるのかな?しかし、20倍ほども値段の開きがあるのはどうなんでしょうか?
ちなみに、手元にあるものには使用期限的な記載は見当たりません。
ま、私はお店で普通に84円で買えた、という事で満足しておきますw
で、こちらは、100円均一のセリアで購入している、我が家御用達の木製マドラー。これ、色々と使い勝手が良くて、常備しています。

今回のこのグリースですが、粘度がどの程度か判らなかったので、とりあえずこちらも100均で買って常備してるミニカップに出してみようと思ったのですが、これがかなり粘度が高いので、最初に欲しかったペースト的な使い方が可能であることが判りました。

なので、マドラーに直接出して、塗布することに。

一応ですが、本来は青いキャップの先端を切り取って使い、その後は付属のフタをして保管するのですが、これは確実に漏れ出てしまうヤツなので、完全に密閉出来るよう、敢えてこういう使い方をしています。

さて、グリースをしっかり塗布することで、防錆と同時に、潤滑を良くし破損を防ぎ、このドアノブが更に末永く役立ってくれる様になったかと思います。
このドアノブは、これらの一連の作業の後は非常に大人しくなりまして、存在そのものを忘れてしまうレベルw

日常生活の中の物って、こういう状態が一番良いのでしょうね。
これで、例のドアノブとの長い戦いは完結しました。
ところで。

それと、先にも紹介させて頂いた、いつも使ってる工具ですが、今回は特に働いてくれたので、ここでご紹介。本家サイトのPCコーナーで紹介した事があると思うのですが、この電ドラは本当に良いです。調べた所、初めて紹介したページがコチラで、それが既に10年前で、大安売りで買いました。
既に10年以上の時間が経っており、箱はこんなにボロボロにw 10年前の写真と見比べると良く判りますね。

何が凄いって、この間、主力の電ドラとして結構使ってる訳ですが、たぶん2~3回くらいしか充電して無いんすよね。バッテリーがめっちゃタフなんでしょうか。確かに、このタイプの電ドラなので、長時間使いまくる事は無く、比較的小さなビスを回すのが基本なのですがね。
なお、組み立て式の家具とかはコンセントから電源を取るタイプで、もっとトルクのあるごっつい物を使ってます。

しかし、ともかく小回りが利いてバッテリーも良く持つので、長年愛用してる一品です。しかもホント安かったんすよね。値段は忘れましたし、もう既に売ってないのでアレですが。
そのバッテリーと充電器も付属でした。

現在は、HITACHI(Hitachi Koki)からHiKOKI(ハイコーキ=旧・日立工機株式会社)というブランドとなり、日立グループから離脱して別のグループとなってるそうですが、そういう事情で安く売られてたのかも知れませんねw 今はもう販売されておらず、同じ仕様の製品は、ショップによってまちまちですが1万円以上はする感じですかね。
あと、バッテリーや充電器が別売りだったり、使えるビットのサイズとか、その辺はメーカーや商品によってまちまちなので要チェックですね。全部揃えたら2万円超えたりする商品も多いです。
検索した結果、楽天でかなり安く売ってたので一応ご紹介。 楽天の広告を貼る実験でもありますが。
電動工具類は、実績と信頼のあるメーカー物であることが必須条件で、迂闊な物を買うと怪我の危険性もありますからね。
今だと、Makita、Panasonic、HiKOKI(旧HITACHI)、RYOBI、BOSCHでしょうかね。
この、精密機械の分解にも使えて、なんならDIYにも活躍可能な形状であるピストル型にも変形でき、しかも引き金タイプでは無く、親指で回転制御可能なタイプは非常に有用です。人差し指でトリガーを引くタイプは、DIYには向いてますが精密機械には向きませんので。
という訳でついでにおススメ工具の紹介でしたw
古いドアノブが壊れたので修理してみました。 その2
古いドアノブ問題の続きです。
サムターンの故障や、回転音問題も解決し、ドアノブの事など綺麗さっぱり忘れてたある日、全く予想もしなかった新しい問題が発生しました。
またも例のドアノブ。
今度は、ドアがちゃんと閉まらなくなったのですw いや、そう書くと語弊がありますね。
一応、ドアは閉まりますし、鍵も掛かりますが、鍵を掛けないとしっかり閉まらない、という状況。
どういう事かと言いますと、ドアの構成要素の内の、ラッチボルトと呼ばれる部分、普段出っ張てて、ドアの開閉の際には押される事で凹むやつ。
一旦、凹んでドアが閉まるとカチャンと出てきて、ドアノブを回さないと凹まないアレ。そのお陰でドアがちゃんと閉まるアレ=ラッチボルトが、凹んだま出て来なくなったのです。

そんな所が壊れるの?? しかも、そういう感じの壊れ方??
全く想定外な事だし、咄嗟に原因も思いつかず、そのまま数日間は無視してしまいましたw
最初に直面したのがこの症状であればもう少し積極的に考えるのでしょうが、既にサムターンの破損と修理という、あまり経験しないトラブルを克服した後ですし、そんなに次々と壊れる、という事が受け入れ難かった、ので思考停止してしまいましたw
カチャンとは閉まらないものの、どうしても閉め切りたければ、閉めてから鍵をすればドアは固定されますしね。
ラッチが錆びたり油切れでなかなかスムーズに凹まなくなって、ドアが開かない、開けにくくなる、という状態なら判らなくも無いのですがね。
しかも正確に言うと、ドアノブをガチャガチャと手荒く回すと、どういう拍子かでラッチが出て来るのです。当然、ノブを回せば引っ込みます。ギリギリ機能してる、という感じでしょうか。
ただし、ラッチが出て来る力は非常に弱く、手でもう一度凹ますとまた出てきません。ですが、強く突くと弱いながらも出て来る事は出て来るのです。
ドアノブとラッチの動きが連動してるとは言えない状況です。
この現象は、恐らくは 5-56 をスプレーしてから発生した現象なので、何か関係あるのかなぁ?と考えたりしてたのですが、突然、ふと気付きました。
これって、ひょっとしてドアを閉めた状態で、何かの弾みでラッチが出たままになったら、ドアが開かなくなる可能性もあるよね??という事にw
という訳で、修理よりも何より(いや、絶対に修理が先だと思いますがw)も、まずは万が一、そんな事態になってしまった場合、どうすればドアを開けることが出来るか?を考えて、実証実験してみました。
・外側からの場合は、ドアと壁の隙間を良く見て、上から細い何かでラッチを凹ませれば、どうにか開ける事ができました。
・内側からの場合は、手持ちのクリアファイルをドアと壁の隙間に、ラッチを目掛けて強引に突っ込めば、ラッチが凹んで開ける事が出来ましたw
思考停止に陥ってるので、こんな意味不明な実験に時間を費やした訳です。ええ。
しかし、まずは最悪の場合でも何とかなることを確認。慌てて専門業者を呼んだりせずとも、どうにか自分で解決を目指せます。
なので、それはそれとして、何が原因でこういう事になってるのか?を調べ、出来ればやはり自分で修理しようという事に。
ようやく対応する事にwww
もう何回目になりますでしょうか?w またも、ドアノブ全体をドアから取り外して調査開始!

ラッチが出てる状態。手でつまんで引っ張り出しました。これが正常な状態。

ラッチが凹んでしまってる状態。これが現在の状態。

中を見ても、特に何か変わった所があるようには見えませんが・・・

スプリングが2か所。これらがラッチを押し出してる訳ですが、何が問題なんだろう?
実際に動かしてみました。

ん?
スプリング、外れてないか???

完全に外れてますw
それと、、ええと、スプリングの巻き方がなんか違和感ありますよね?途中から二重巻きになってる。
ん?なんでだろう?
取り外してみると、なんと!

2つのスプリングを重ねて使ってた?
それが噛みあわなくなって短くなってしまった・・・という事すかね??
・・・んな訳あるかーっ!!ww
スプリングが折れとるんやろがーっ!!w

なるほど、折れちゃったから、ある日突然、おかしくなっちゃった訳でしたか。なるほどなるほど。
ふーん・・・
一応だけど、初めてケースを開けた時の写真を確認してみよう。

左上のスプリングですね。 はい。 既に2重巻きになってる部分が見えますねーw
はい・・・もう折れてましたww
・とっくの昔に折れていたのに、どうして今まで何事も無かったのでしょうか?
少し考えてみた結果、事件の全容を把握しましたw
恐らくですが、かなり以前に折れてしまってたであろうスプリングですが、偶然にも良い感じに噛み合った事で、やや短くなったものの、1本のスプリングとして正常に機能してた模様。
そこへ、何も考えずに5-56を吹き掛けてしまった事で、その素晴らしい潤滑効果によってツルっと外れてしまった、という事です。
予想だにしなかった偶然(完全に自業自得ですが?)が重なっての、今回の出来事だった様です。 やかましぃわ!w
さて、交換用のスプリングが家にある訳が無いので、一度、全て元に戻して、後日に。
折れたスプリングはどうにか組み合わせてそーっとはめ込んでおきました。
スプリングを調達してきてからの作業は次回へ続きます。
サムターンの故障や、回転音問題も解決し、ドアノブの事など綺麗さっぱり忘れてたある日、全く予想もしなかった新しい問題が発生しました。
またも例のドアノブ。
今度は、ドアがちゃんと閉まらなくなったのですw いや、そう書くと語弊がありますね。
一応、ドアは閉まりますし、鍵も掛かりますが、鍵を掛けないとしっかり閉まらない、という状況。
どういう事かと言いますと、ドアの構成要素の内の、ラッチボルトと呼ばれる部分、普段出っ張てて、ドアの開閉の際には押される事で凹むやつ。
一旦、凹んでドアが閉まるとカチャンと出てきて、ドアノブを回さないと凹まないアレ。そのお陰でドアがちゃんと閉まるアレ=ラッチボルトが、凹んだま出て来なくなったのです。

そんな所が壊れるの?? しかも、そういう感じの壊れ方??
全く想定外な事だし、咄嗟に原因も思いつかず、そのまま数日間は無視してしまいましたw
最初に直面したのがこの症状であればもう少し積極的に考えるのでしょうが、既にサムターンの破損と修理という、あまり経験しないトラブルを克服した後ですし、そんなに次々と壊れる、という事が受け入れ難かった、ので思考停止してしまいましたw
カチャンとは閉まらないものの、どうしても閉め切りたければ、閉めてから鍵をすればドアは固定されますしね。
ラッチが錆びたり油切れでなかなかスムーズに凹まなくなって、ドアが開かない、開けにくくなる、という状態なら判らなくも無いのですがね。
しかも正確に言うと、ドアノブをガチャガチャと手荒く回すと、どういう拍子かでラッチが出て来るのです。当然、ノブを回せば引っ込みます。ギリギリ機能してる、という感じでしょうか。
ただし、ラッチが出て来る力は非常に弱く、手でもう一度凹ますとまた出てきません。ですが、強く突くと弱いながらも出て来る事は出て来るのです。
ドアノブとラッチの動きが連動してるとは言えない状況です。
この現象は、恐らくは 5-56 をスプレーしてから発生した現象なので、何か関係あるのかなぁ?と考えたりしてたのですが、突然、ふと気付きました。
これって、ひょっとしてドアを閉めた状態で、何かの弾みでラッチが出たままになったら、ドアが開かなくなる可能性もあるよね??という事にw
という訳で、修理よりも何より(
・外側からの場合は、ドアと壁の隙間を良く見て、上から細い何かでラッチを凹ませれば、どうにか開ける事ができました。
・内側からの場合は、手持ちのクリアファイルをドアと壁の隙間に、ラッチを目掛けて強引に突っ込めば、ラッチが凹んで開ける事が出来ましたw
思考停止に陥ってるので、こんな意味不明な実験に時間を費やした訳です。ええ。
しかし、まずは最悪の場合でも何とかなることを確認。慌てて専門業者を呼んだりせずとも、どうにか自分で解決を目指せます。
なので、それはそれとして、何が原因でこういう事になってるのか?を調べ、出来ればやはり自分で修理しようという事に。
ようやく対応する事にwww
もう何回目になりますでしょうか?w またも、ドアノブ全体をドアから取り外して調査開始!

ラッチが出てる状態。手でつまんで引っ張り出しました。これが正常な状態。

ラッチが凹んでしまってる状態。これが現在の状態。

中を見ても、特に何か変わった所があるようには見えませんが・・・

スプリングが2か所。これらがラッチを押し出してる訳ですが、何が問題なんだろう?
実際に動かしてみました。

ん?
スプリング、外れてないか???

完全に外れてますw
それと、、ええと、スプリングの巻き方がなんか違和感ありますよね?途中から二重巻きになってる。
ん?なんでだろう?
取り外してみると、なんと!

2つのスプリングを重ねて使ってた?
それが噛みあわなくなって短くなってしまった・・・という事すかね??
・・・んな訳あるかーっ!!ww
スプリングが折れとるんやろがーっ!!w

なるほど、折れちゃったから、ある日突然、おかしくなっちゃった訳でしたか。なるほどなるほど。
ふーん・・・
一応だけど、初めてケースを開けた時の写真を確認してみよう。

左上のスプリングですね。 はい。 既に2重巻きになってる部分が見えますねーw
はい・・・もう折れてましたww
・とっくの昔に折れていたのに、どうして今まで何事も無かったのでしょうか?
少し考えてみた結果、事件の全容を把握しましたw
恐らくですが、かなり以前に折れてしまってたであろうスプリングですが、偶然にも良い感じに噛み合った事で、やや短くなったものの、1本のスプリングとして正常に機能してた模様。
そこへ、何も考えずに5-56を吹き掛けてしまった事で、その素晴らしい潤滑効果によってツルっと外れてしまった、という事です。
予想だにしなかった偶然(
さて、交換用のスプリングが家にある訳が無いので、一度、全て元に戻して、後日に。
折れたスプリングはどうにか組み合わせてそーっとはめ込んでおきました。
スプリングを調達してきてからの作業は次回へ続きます。
古いドアノブが壊れたので修理してみました。 その1
古い家に住んでるのであちこちに不具合が出て来るのには慣れてるのです。
今回は・・・ある日、屋内の古いドアノブの鍵が掛からなくなりました。
鍵が掛からないというか、通常は90度にしか回らない鍵のツマミ(サムターン)が、グルっと90度以上回ってしまうという症状です。
ドアノブについては、これまで分解したり修理した事はありませんが、付け替えた経験はあったので、今回も基本的には付け替えようとは思いましたが、古いインテグラル錠タイプ。
ドア内部にケースを埋め込むサイズとか、受ける側の壁の穴だとか、色々と考えるのが面倒ですし、そもそも意外と高額なので、コロナ禍によって収入が途絶えてる事もあり、治せるものならば、という事で、ちょっと見てみることにしました。
ドアノブを外すのは経験があるのでそこは難なく外して、最終的にドア内部に埋め込まれてるケース本体まで全て取り出します。

ケースの中身を見るのはこれが初めてです。

古いからか非常に簡単な構造ですね。でも、複雑だと駄目なんですよねーこういうのは。故障すると被害が大きいですし、そもそも壊れない事が最重要なんで、出来るだけ複雑でない事が何よりも重要であり、美しいと思う今日この頃ですw
ちなみに、今ではもっと複雑な構造に進化していて、こういう古いタイプのものは防犯上、玄関とか勝手口の様な、外部との往来部分には推奨されないそうです。我が家も屋内のドアです。
さて、アップにしてみると、ここに何か挟まってるみたいですが、これはこれで正解なのでしょうか??

と疑問に思いながら、そーっと取外してみると・・・

どうも何かが折れてる模様ww
良く見ると、これはシャフトの先端にあった突起で、シャフトが回転し過ぎるのを防ぐ為の構造だった模様です。
この先端部分を喪失した事で、シャフトの回転に制限が無くなってグルグル回ってしまう事になったようです。

どう見ても金属疲労による破損ですし、金属疲労を起こす程にはストレスを受ける事が明らかで、そもそも構造から考えても、そこそこ力が加わる箇所の様なので、ちょっとやってみましたが、接着剤とかそういう事では解決しそうにありませんね。
考えた挙句、このシャフト側に少しだけ穴を開けて、そこにタッピングネジを捻じ込んでみてはどうか?と思いつきました。
丁度良い長さのネジを、自慢の不要ネジ・コレクションから探したのですが、そうそう上手く見つかる筈もなくww
そして、そもそもシャフトに穴を開けるにしても簡単ではありません。

愛用の電動工具やドリルなどを駆使してどうにか穴を開け、そこに先端を切ったタッピングネジをネジ込むことに成功しました。
電動ルーターは、このプロクソンのを長年愛用しています。 充電式のペン型電動ドライバーは、現状では比較的安いもので、メーカー的に信頼できる製品を紹介させて頂きました。個人的にはHITACHIのが、2,000円以下で売ってた時に買ったのを愛用していますが、HITACHIはこの手の電動工具から手を引いた様で、今はHikokiというブランド名に変わってるみたいですね。これはお高いですw
小さなタッピングネジの先端の切断には、ダイソーで以前に購入していた小型のボルトクリッパーを使いました。300円ですが、余裕で切れました。これは良い買い物ですね。

一方、穴の掘削の方ですが、ピンバイスが写ってますが、ピンバイスでは歯が立ちませんでしたので、電動ルーターに金属用のドリルを装着して開けました。
金属用のドリルセットを持っていたのは偶然ですw

折れた部分と比較してみます。

これを実際に取付てみた所、どうにかギリギリですがOKな模様です。

力技の修理ではありましたが、これでこの問題 (鍵=サムターンがグルグルと回り過ぎてしまう問題) は解決しました!

・・・しかし、これでこのドアノブに関しては、安心するのはまだ早かったことが後々に明らかになってきます。
ちなみに、こういう機械に詳しい人であれば、この時点で別の問題が発生してる事に気が付くかも知れません。
私は全く気づきませんでしたw
という訳で、無事に修理が完了して、もうこのドアノブの事はすっかり忘れてたのですが、この数か月後に、別の部屋のドアの開閉音が大き過ぎる!という不平が家族から提出されました。
もちろん、これは別の部屋の別のドアの蝶番の軋み音の話なので、今回のドアノブとは無関係な話です。
当然ながらこういう場合は KURE 5-56 の出番ですよね! 本当は5-56では無く、グリースメイトの使う方が良いのでしょうが、流石に持ってないので、後日、買ってきて塗り替える事にして、とりあえずは手持ちの5-56を使いました。
なので、この別件についてはKURE 5-56 を蝶番にさしてとりあえず解決したのですが、その直後に、以前に修理した例のドアノブの回転音もウルサイよね、という話になったのでした。
確かにノブを回す際にやや大き目の音がします。夜中とかは家の中に響きます。
なので、こちらも前回の故障時と同様に一端全てドアから外して、内部に5-56を軽くスプレー。
こちらも見事!不快な回転音は完全に鳴りを潜めて、同時にドアノブの回転も軽くなり、今回も無事に問題が解決したのでした。
しかし・・・それから10日ほど経ったでしょうか。これら一連の、一見無関係な出来事が新たな問題を生む事になろうとは!!
続きます。
今回は・・・ある日、屋内の古いドアノブの鍵が掛からなくなりました。
鍵が掛からないというか、通常は90度にしか回らない鍵のツマミ(サムターン)が、グルっと90度以上回ってしまうという症状です。
ドアノブについては、これまで分解したり修理した事はありませんが、付け替えた経験はあったので、今回も基本的には付け替えようとは思いましたが、古いインテグラル錠タイプ。
ドア内部にケースを埋め込むサイズとか、受ける側の壁の穴だとか、色々と考えるのが面倒ですし、そもそも意外と高額なので、コロナ禍によって収入が途絶えてる事もあり、治せるものならば、という事で、ちょっと見てみることにしました。
ドアノブを外すのは経験があるのでそこは難なく外して、最終的にドア内部に埋め込まれてるケース本体まで全て取り出します。

ケースの中身を見るのはこれが初めてです。

古いからか非常に簡単な構造ですね。でも、複雑だと駄目なんですよねーこういうのは。故障すると被害が大きいですし、そもそも壊れない事が最重要なんで、出来るだけ複雑でない事が何よりも重要であり、美しいと思う今日この頃ですw
ちなみに、今ではもっと複雑な構造に進化していて、こういう古いタイプのものは防犯上、玄関とか勝手口の様な、外部との往来部分には推奨されないそうです。我が家も屋内のドアです。
さて、アップにしてみると、ここに何か挟まってるみたいですが、これはこれで正解なのでしょうか??

と疑問に思いながら、そーっと取外してみると・・・

どうも何かが折れてる模様ww
良く見ると、これはシャフトの先端にあった突起で、シャフトが回転し過ぎるのを防ぐ為の構造だった模様です。
この先端部分を喪失した事で、シャフトの回転に制限が無くなってグルグル回ってしまう事になったようです。

どう見ても金属疲労による破損ですし、金属疲労を起こす程にはストレスを受ける事が明らかで、そもそも構造から考えても、そこそこ力が加わる箇所の様なので、ちょっとやってみましたが、接着剤とかそういう事では解決しそうにありませんね。
考えた挙句、このシャフト側に少しだけ穴を開けて、そこにタッピングネジを捻じ込んでみてはどうか?と思いつきました。
丁度良い長さのネジを、自慢の不要ネジ・コレクションから探したのですが、そうそう上手く見つかる筈もなくww
そして、そもそもシャフトに穴を開けるにしても簡単ではありません。

愛用の電動工具やドリルなどを駆使してどうにか穴を開け、そこに先端を切ったタッピングネジをネジ込むことに成功しました。
電動ルーターは、このプロクソンのを長年愛用しています。 充電式のペン型電動ドライバーは、現状では比較的安いもので、メーカー的に信頼できる製品を紹介させて頂きました。個人的にはHITACHIのが、2,000円以下で売ってた時に買ったのを愛用していますが、HITACHIはこの手の電動工具から手を引いた様で、今はHikokiというブランド名に変わってるみたいですね。これはお高いですw
小さなタッピングネジの先端の切断には、ダイソーで以前に購入していた小型のボルトクリッパーを使いました。300円ですが、余裕で切れました。これは良い買い物ですね。

一方、穴の掘削の方ですが、ピンバイスが写ってますが、ピンバイスでは歯が立ちませんでしたので、電動ルーターに金属用のドリルを装着して開けました。
金属用のドリルセットを持っていたのは偶然ですw

折れた部分と比較してみます。

これを実際に取付てみた所、どうにかギリギリですがOKな模様です。

力技の修理ではありましたが、これでこの問題 (鍵=サムターンがグルグルと回り過ぎてしまう問題) は解決しました!

・・・しかし、これでこのドアノブに関しては、安心するのはまだ早かったことが後々に明らかになってきます。
ちなみに、こういう機械に詳しい人であれば、この時点で別の問題が発生してる事に気が付くかも知れません。
私は全く気づきませんでしたw
という訳で、無事に修理が完了して、もうこのドアノブの事はすっかり忘れてたのですが、この数か月後に、別の部屋のドアの開閉音が大き過ぎる!という不平が家族から提出されました。
もちろん、これは別の部屋の別のドアの蝶番の軋み音の話なので、今回のドアノブとは無関係な話です。
当然ながらこういう場合は KURE 5-56 の出番ですよね! 本当は5-56では無く、グリースメイトの使う方が良いのでしょうが、流石に持ってないので、後日、買ってきて塗り替える事にして、とりあえずは手持ちの5-56を使いました。
なので、この別件についてはKURE 5-56 を蝶番にさしてとりあえず解決したのですが、その直後に、以前に修理した例のドアノブの回転音もウルサイよね、という話になったのでした。
確かにノブを回す際にやや大き目の音がします。夜中とかは家の中に響きます。
なので、こちらも前回の故障時と同様に一端全てドアから外して、内部に5-56を軽くスプレー。
こちらも見事!不快な回転音は完全に鳴りを潜めて、同時にドアノブの回転も軽くなり、今回も無事に問題が解決したのでした。
しかし・・・それから10日ほど経ったでしょうか。これら一連の、一見無関係な出来事が新たな問題を生む事になろうとは!!
続きます。