台風7号、去る。
大阪在住者にとっては、かなり心配な進路でしたが、やや弱まってから接近してくれたので、大阪中心部に限って言えばですが、そこまで甚大な被害は出なかったようです。
15日の夜になってようやく日本海側へ抜けた様ですが、しかしまだ台風としての勢力を維持したまま北上を続けていて、大阪は、15日夜になっても時折ですが強い雨が降ってますし、その大きな外周にある雨雲が日本各地に豪雨被害をもたらしていて、とても他人事とは思えません。
ちなみにですが、我が家は、雨漏りと停電に見舞われました。
まず雨漏りについて。
実は少し前から気にはなってたのですが、2階ベランダのひび割れが、このタイミングで再発してしまいい、ベランダの下の部屋に雨漏りが発生してしまいました・・・
以前、何度も、そして長らく悩まされ続けたベランダのひび割れからの雨漏りですが、自力での修繕が成功し、もう10年くらいは完全に忘れ去っていました。
今回の台風7号による激しい風雨が吹き込んだ事によって、我が家のベランダは久しぶりにガッツリと水浸しとなり、放置していたひび割れから、階下の部屋の天井裏へと雨水が侵入。
降りしきる雨の中、あちこちから飛んできた葉っぱや色んなゴミなんかでベランダの排水溝が詰まってしまってたので、まずはこれを掃除して水を排水。
かなり雨が降ってるので、排水した程度で雨漏りが止まるハズも無く、ボロ布を使ってひび割れ箇所をしっかり拭いて、応急処置としてシリコーンを充填しようと、コーキングガンにシリコンシーラントを装填。
いざ!引き金を引くも、シリコンが出てきません!!www
買い置きしていたシリコンシーラント、固まってしまってました・・・
止むを得ず、風呂場の補修に使ってた、チューブタイプのアクリル樹脂パテに変更。強引に雨の中でやってるので、水に溶けだしていくのですが、そんな事は構ってられません。
どうにか1日程度でも雨水の侵入を防いでくれれば良いのです。
一度目はあまりにも溶けてしまってる感じがしたので、一度拭い取って、もう一度乾いたタオルで修理箇所を何度も何度も乾拭き。
その上から改めて、今度は慎重にパテを塗り込んでいき、ある程度塗り込めたら、部屋から電源コードを延長して引っ張て来たドライヤーで表面だけでも乾燥させようと熱風を送り続けました。ドライヤーに雨が掛かると超危険なので必死です。
しばらくして、階下の部屋の雨漏り具合を確認した結果、どうにかこの応急処置で雨漏り自体は止まった模様です。
後日、雨がやんでベランダと、階下の部屋の天井が完全に乾いた頃を見計らって修理し直す事にしました。
そして停電です。
大雨と強風の中とは言え、南風が吹き付ける台風の中、汗ぐっしょりになっての雨漏り修繕作業だったのです。
ようやく雨漏りの応急処置が終わり、精も根も尽き果ててエアコンの効いた部屋でぐったりしていると、今度は停電に見舞われてしまいましたw
もうその頃には雨や風のピークは過ぎてると感じてたので、まさかこんなタイミングで停電に見舞われようとは想像すらしてませんでした。
エアコンも扇風機も止まります。冷蔵庫も止まります。
正直、ゾッとしましたが、グズグズ言ってられませんので、疲れた体を起こして、対応を考え始めます。
まだギリギリ明るい時間帯ですので、暗くなる前に、以前から準備していた100均のLEDライトに電池を仕込んでいきます。

この、100均のLEDライトは、懐中電灯にもランタンにもなり、とても明るいので、以前に被災した後で買い足しておいたものです。
これを家のあちこちに置いて、必要な際に点灯するよう家族に指示。暗くなるとトイレや階段にも必要になりますからね。
とりあえず、しばらくはエアコンで冷えた室温を無暗に上げてしまわないよう注意し、また冷蔵庫から冷やしておいた1.5リットルの冷たい水を出しておいて、しばらくはこの1本で水分補給すること、夕食までは冷蔵庫も冷凍庫もなるべく開けない様、申し渡しました。
そうやって指示を出してから、雨の中、近所の状況を確認しながら少し歩き回った結果、そこまで大規模な停電ではない事が確認できました。少し離れた家の電気がついてたり、信号機が機能してたりしましたからね。
このまま長引きそうであれば、車でどこかに脱出したり、必要物資を買い足しに出かけたり、が可能である事が判ったのでかなり安心出来ました。
真夏にエアコン無しは本当にキツイですからね。
車のガソリンも前日に満タンにしておいたのでこれも問題無し。現金も大丈夫。
確認するべきことが確認出来たので、家に戻って一休み。
やがて外がすっかり暗くなり、用意していたLEDライトをランタンモードで点灯させて、家族で夕食をどうしようか話し合い始めた矢先、突然電気が回復。
おー!!助かりました!!
停電が長引かずに復旧してくれたことと、一応は準備してた物がそれなりに役立ってくれたことなどは良かったのですが、面倒がって放置していたベランダにはしてやられましたので、この雨が上がったら、速攻で修理したいと思います。
こうして、2023年の台風7号はどうにかこうにかやり過ごせたものの、まだまだ台風シーズンはこれからですからね。
もう一度、改めて台風や地震などへの備えを、面倒を承知で見直してみようと強く思いました。
15日の夜になってようやく日本海側へ抜けた様ですが、しかしまだ台風としての勢力を維持したまま北上を続けていて、大阪は、15日夜になっても時折ですが強い雨が降ってますし、その大きな外周にある雨雲が日本各地に豪雨被害をもたらしていて、とても他人事とは思えません。
ちなみにですが、我が家は、雨漏りと停電に見舞われました。
まず雨漏りについて。
実は少し前から気にはなってたのですが、2階ベランダのひび割れが、このタイミングで再発してしまいい、ベランダの下の部屋に雨漏りが発生してしまいました・・・
以前、何度も、そして長らく悩まされ続けたベランダのひび割れからの雨漏りですが、自力での修繕が成功し、もう10年くらいは完全に忘れ去っていました。
今回の台風7号による激しい風雨が吹き込んだ事によって、我が家のベランダは久しぶりにガッツリと水浸しとなり、放置していたひび割れから、階下の部屋の天井裏へと雨水が侵入。
降りしきる雨の中、あちこちから飛んできた葉っぱや色んなゴミなんかでベランダの排水溝が詰まってしまってたので、まずはこれを掃除して水を排水。
かなり雨が降ってるので、排水した程度で雨漏りが止まるハズも無く、ボロ布を使ってひび割れ箇所をしっかり拭いて、応急処置としてシリコーンを充填しようと、コーキングガンにシリコンシーラントを装填。
いざ!引き金を引くも、シリコンが出てきません!!www
買い置きしていたシリコンシーラント、固まってしまってました・・・
止むを得ず、風呂場の補修に使ってた、チューブタイプのアクリル樹脂パテに変更。強引に雨の中でやってるので、水に溶けだしていくのですが、そんな事は構ってられません。
どうにか1日程度でも雨水の侵入を防いでくれれば良いのです。
一度目はあまりにも溶けてしまってる感じがしたので、一度拭い取って、もう一度乾いたタオルで修理箇所を何度も何度も乾拭き。
その上から改めて、今度は慎重にパテを塗り込んでいき、ある程度塗り込めたら、部屋から電源コードを延長して引っ張て来たドライヤーで表面だけでも乾燥させようと熱風を送り続けました。ドライヤーに雨が掛かると超危険なので必死です。
しばらくして、階下の部屋の雨漏り具合を確認した結果、どうにかこの応急処置で雨漏り自体は止まった模様です。
後日、雨がやんでベランダと、階下の部屋の天井が完全に乾いた頃を見計らって修理し直す事にしました。
そして停電です。
大雨と強風の中とは言え、南風が吹き付ける台風の中、汗ぐっしょりになっての雨漏り修繕作業だったのです。
ようやく雨漏りの応急処置が終わり、精も根も尽き果ててエアコンの効いた部屋でぐったりしていると、今度は停電に見舞われてしまいましたw
もうその頃には雨や風のピークは過ぎてると感じてたので、まさかこんなタイミングで停電に見舞われようとは想像すらしてませんでした。
エアコンも扇風機も止まります。冷蔵庫も止まります。
正直、ゾッとしましたが、グズグズ言ってられませんので、疲れた体を起こして、対応を考え始めます。
まだギリギリ明るい時間帯ですので、暗くなる前に、以前から準備していた100均のLEDライトに電池を仕込んでいきます。

この、100均のLEDライトは、懐中電灯にもランタンにもなり、とても明るいので、以前に被災した後で買い足しておいたものです。
これを家のあちこちに置いて、必要な際に点灯するよう家族に指示。暗くなるとトイレや階段にも必要になりますからね。
とりあえず、しばらくはエアコンで冷えた室温を無暗に上げてしまわないよう注意し、また冷蔵庫から冷やしておいた1.5リットルの冷たい水を出しておいて、しばらくはこの1本で水分補給すること、夕食までは冷蔵庫も冷凍庫もなるべく開けない様、申し渡しました。
そうやって指示を出してから、雨の中、近所の状況を確認しながら少し歩き回った結果、そこまで大規模な停電ではない事が確認できました。少し離れた家の電気がついてたり、信号機が機能してたりしましたからね。
このまま長引きそうであれば、車でどこかに脱出したり、必要物資を買い足しに出かけたり、が可能である事が判ったのでかなり安心出来ました。
真夏にエアコン無しは本当にキツイですからね。
車のガソリンも前日に満タンにしておいたのでこれも問題無し。現金も大丈夫。
確認するべきことが確認出来たので、家に戻って一休み。
やがて外がすっかり暗くなり、用意していたLEDライトをランタンモードで点灯させて、家族で夕食をどうしようか話し合い始めた矢先、突然電気が回復。
おー!!助かりました!!
停電が長引かずに復旧してくれたことと、一応は準備してた物がそれなりに役立ってくれたことなどは良かったのですが、面倒がって放置していたベランダにはしてやられましたので、この雨が上がったら、速攻で修理したいと思います。
こうして、2023年の台風7号はどうにかこうにかやり過ごせたものの、まだまだ台風シーズンはこれからですからね。
もう一度、改めて台風や地震などへの備えを、面倒を承知で見直してみようと強く思いました。
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2023年 台風7号 接近中
今年は確か春ごろまでは、エルニーニョ現象の影響で冷夏になる!ってな長期予報が出てたんですけどねぇ。
誰もが実感してる通り、物凄い酷暑になってます。
そして暑い夏と言えば台風です。
特に真夏の台風の場合、停電すると大変な事になるので、秋の台風とは違う心構えが必要になりますね。
2023年の6号は迷走した挙句に沖縄・奄美地方、そして九州に大きな被害を出して去っていきましたが、その尻尾から誕生した様な発生の仕方をした台風7号。
これまた当初は関東以北を直撃する様な予報となってましたが、日に日に進路を西に曲げて、関西直撃コースになってきました。
関西では和歌山と三重は太平洋に直面してますので、比較的台風には慣れてる部分もあると思うのですが、瀬戸内海に面した大阪や神戸の大都会は台風に対してどうしても脆弱です。
その大阪、神戸にとって最も危険なコースは、紀伊水道を北上してくるコースで、今回の7号は、8月11日時点で、そのコースになる可能性が示唆され始めてます。
我が家が被災した、2018年の21号はまさにそのコースでの直撃でした。
自然現象なので、実際にどうなるかは、直前までなかなか判らないんですけどもね。
ちなみに、7号の後ろに、ハワイの南を通過してハワイの山火事の被害を拡大させたハリケーンですが、ハワイより東にある時点からずっと注目してるのですが、、、
ずっと一貫して、ハワイを通り越してまっすぐ日本列島に向かってきてますが、これは途中で消滅するんでしょうかね?
日本にやってくる台風はほとんどがフィリピン~グアムあたりで発生するんですけどね。
まぁそのハリケーンはさて置き、とりあえずは台風7号ですが、こちらに向かってくる可能性が出てきましたので、進路に当る場合はそれなり準備を始めないとですね。
何も大層なことをする訳ではなく、基本的な準備と対策の確認ですね。
ちなみに、何かしらの異常事態に対する準備は早い方が良いなんて事は誰でも判ってることですが、なかなか腰が上がらないもんですよねw
それでも身近な人が準備し始めると、徐々に慌て始め、慌て始めた人が行動を起こし始めると一瞬で品切れが発生します。
誰かが悪意をもって買い占めしてるような報道がなされたりするので、それを見て憤慨したりする人も多いと思いますが、これは実際には割と自然発生的にも起こる現象なのです。
もちろん、一部の人による買い占めによって起こることはありますけどね。コロナ前だと、アルバイトを雇ってまで買い占めるなんて事案は珍しくはありませんでしたからね。ただ、それとは別のメカニズムで、普通に発生する現象でもある、という事です。
コロナ禍の初期にも書いた気がしますが、どっちにしても生活必需品が店頭から姿を消してしまうと、例えそれが一瞬の事であっても、その一瞬に無くては物凄く困る物ってのはやはりありますので、そうなる前に準備しておけば、変な騒動に巻き込まれなくて済みます。
という訳で、7号に関してはノーマークだったのですが、そうも言ってられなくなってきましたので、明日と明後日は、台風の動きと予測を睨みながら、必要な準備をやっていきたいと思います。
何事もなく通り過ぎて、取り越し苦労に終わって笑い話になれば、それはそれで良い訳ですからね。
さて、どうなることやら。
誰もが実感してる通り、物凄い酷暑になってます。
そして暑い夏と言えば台風です。
特に真夏の台風の場合、停電すると大変な事になるので、秋の台風とは違う心構えが必要になりますね。
2023年の6号は迷走した挙句に沖縄・奄美地方、そして九州に大きな被害を出して去っていきましたが、その尻尾から誕生した様な発生の仕方をした台風7号。
これまた当初は関東以北を直撃する様な予報となってましたが、日に日に進路を西に曲げて、関西直撃コースになってきました。
関西では和歌山と三重は太平洋に直面してますので、比較的台風には慣れてる部分もあると思うのですが、瀬戸内海に面した大阪や神戸の大都会は台風に対してどうしても脆弱です。
その大阪、神戸にとって最も危険なコースは、紀伊水道を北上してくるコースで、今回の7号は、8月11日時点で、そのコースになる可能性が示唆され始めてます。
我が家が被災した、2018年の21号はまさにそのコースでの直撃でした。
自然現象なので、実際にどうなるかは、直前までなかなか判らないんですけどもね。
ちなみに、7号の後ろに、ハワイの南を通過してハワイの山火事の被害を拡大させたハリケーンですが、ハワイより東にある時点からずっと注目してるのですが、、、
ずっと一貫して、ハワイを通り越してまっすぐ日本列島に向かってきてますが、これは途中で消滅するんでしょうかね?
日本にやってくる台風はほとんどがフィリピン~グアムあたりで発生するんですけどね。
まぁそのハリケーンはさて置き、とりあえずは台風7号ですが、こちらに向かってくる可能性が出てきましたので、進路に当る場合はそれなり準備を始めないとですね。
何も大層なことをする訳ではなく、基本的な準備と対策の確認ですね。
ちなみに、何かしらの異常事態に対する準備は早い方が良いなんて事は誰でも判ってることですが、なかなか腰が上がらないもんですよねw
それでも身近な人が準備し始めると、徐々に慌て始め、慌て始めた人が行動を起こし始めると一瞬で品切れが発生します。
誰かが悪意をもって買い占めしてるような報道がなされたりするので、それを見て憤慨したりする人も多いと思いますが、これは実際には割と自然発生的にも起こる現象なのです。
もちろん、一部の人による買い占めによって起こることはありますけどね。コロナ前だと、アルバイトを雇ってまで買い占めるなんて事案は珍しくはありませんでしたからね。ただ、それとは別のメカニズムで、普通に発生する現象でもある、という事です。
コロナ禍の初期にも書いた気がしますが、どっちにしても生活必需品が店頭から姿を消してしまうと、例えそれが一瞬の事であっても、その一瞬に無くては物凄く困る物ってのはやはりありますので、そうなる前に準備しておけば、変な騒動に巻き込まれなくて済みます。
という訳で、7号に関してはノーマークだったのですが、そうも言ってられなくなってきましたので、明日と明後日は、台風の動きと予測を睨みながら、必要な準備をやっていきたいと思います。
何事もなく通り過ぎて、取り越し苦労に終わって笑い話になれば、それはそれで良い訳ですからね。
さて、どうなることやら。
台風14号 去る
もちろん、九州全域や中国・四国地方で大きな被害が出ました。
しかし、災害時にこういう言い方が不適当なのはよく理解した上で敢えて言うと、それはやはり、最初に思ったよりはマシで済んだ、という事ではないでしょうか。
早い段階から気象庁や地方自治体が、強く警告を出していた事などで、多くの人々や組織が安全確保に動いた、という事が減災に繋がってる事は確かですからね。
大きな災害が予想できる時に、強い警告を出す事で、人々の行動に変化が起こり、結果的に減災に繋がるというのは、今のコロナ禍でも何度となく見られてきた現象ですよね。
自然災害に際して、悲観的に考えて準備するか?あるいは楽観的に考えるか?についてはよく議論になる事だと思いますが、個人レベルでは、その事についてどう思い、どう評価するかは、持ってる価値観の相違や置かれてる立場の違いによって色々と異なるのは仕方がないと思うので、そこで議論するのはあまりどうなんだろうか?と思うんですよね。
ちなみに我が家では、今回はミニマム準備でどうなるか?を実験しようとしたりもしましたが、大阪では幸運にも、ほとんど台風による影響がなく、2018年の21号の時がいかに凄まじかったか?を改めて確認するに留まりました。
それでも、非常用に転用できる食糧や電池などの備蓄状況の確認や、車の点検などの普段億劫で放置してる事なんかを片付けたりで、特に何か買い足したりした訳でもなく、何も無駄にはなりませんでした。
災害への備えというのは、必ず無駄との戦いになります。
この無駄を極力減らせられるのであれば、備える方が絶対的に良いし、無駄が許容範囲を超えるのであれば、それはそれで何の為に備えてるのか?という話にもなる訳ですよね。損害を減らす為に備えるのに、備えることで損害を受けていては意味がありませんからねw
さてまだあと1カ月程度は台風シーズンが続きそうですので、改めて自分の周囲で準備がどうなってるか?を確認する良い機会と捉えるべきだと思います。
ともかく、我が家が無事で良かった・・・もうお金が無いのでねw
しかし、災害時にこういう言い方が不適当なのはよく理解した上で敢えて言うと、それはやはり、最初に思ったよりはマシで済んだ、という事ではないでしょうか。
早い段階から気象庁や地方自治体が、強く警告を出していた事などで、多くの人々や組織が安全確保に動いた、という事が減災に繋がってる事は確かですからね。
大きな災害が予想できる時に、強い警告を出す事で、人々の行動に変化が起こり、結果的に減災に繋がるというのは、今のコロナ禍でも何度となく見られてきた現象ですよね。
自然災害に際して、悲観的に考えて準備するか?あるいは楽観的に考えるか?についてはよく議論になる事だと思いますが、個人レベルでは、その事についてどう思い、どう評価するかは、持ってる価値観の相違や置かれてる立場の違いによって色々と異なるのは仕方がないと思うので、そこで議論するのはあまりどうなんだろうか?と思うんですよね。
ちなみに我が家では、今回はミニマム準備でどうなるか?を実験しようとしたりもしましたが、大阪では幸運にも、ほとんど台風による影響がなく、2018年の21号の時がいかに凄まじかったか?を改めて確認するに留まりました。
それでも、非常用に転用できる食糧や電池などの備蓄状況の確認や、車の点検などの普段億劫で放置してる事なんかを片付けたりで、特に何か買い足したりした訳でもなく、何も無駄にはなりませんでした。
災害への備えというのは、必ず無駄との戦いになります。
この無駄を極力減らせられるのであれば、備える方が絶対的に良いし、無駄が許容範囲を超えるのであれば、それはそれで何の為に備えてるのか?という話にもなる訳ですよね。損害を減らす為に備えるのに、備えることで損害を受けていては意味がありませんからねw
さてまだあと1カ月程度は台風シーズンが続きそうですので、改めて自分の周囲で準備がどうなってるか?を確認する良い機会と捉えるべきだと思います。
ともかく、我が家が無事で良かった・・・もうお金が無いのでねw
2022年 台風14号接近中
久しぶりに、強力な台風が日本に向かってきています。
2022年9月17日の時点では、太平洋上にあって九州南部に向かって北上してる状況ですが、そのまま九州の西岸側を回って本州を縦断する予想となってます。
問題は、 925hPa → 910hPa というとんでもない勢力にまで発達している事で、現在の海水温の状況からすると、これはもう上陸するまで弱まることは期待できません。
従って、そういう強烈な台風が通過する、という事を覚悟するしかない、というのが現在の状況です。
準備できるのは、明日の午前中までです。
特に沖縄~九州~近畿地方の方々は、ライフラインに支障が出る可能性を想定し、出来る範囲で防災グッズの確認をしておいた方が良さそうです。
過去にも書きましたが過去に被災した経験に基づいて、都市部に限りますが、こういう場合に出来ることが幾つかありますので、それを列挙して置こうと思います。
以下の物ですが、都市部では無理に沢山準備する必要はありません。目安は最大でも3日分程度です。
私の経験では最低2日分。
台風の場合、停電の可能性が高く、ガスや水道に影響が出る可能性はかなり低い、という事を念頭にすると良いかも知れません。
尚、停電によって水が止まるマンション等の場合は、水を多めに準備しておく必要はあります。
都市部では、比較的ライフラインの復旧が早く、かなり大規模な停電であっても2日後には車で行ける範囲の地域の電気が復旧しましたので、それ以降は足りない物は買えば良いという状況に変化しました。電気さえあればかなりの不便は解消します。
車のガソリン
乾電池各種
ランタン機能のあるLEDライト(人数分+α)
ロウソク+ライター
水
レトルト食品
米orパスタ
トイレットペーパーやティッシュ等の衛生用品
現金
沢山必要無い理由は、3日以上復旧しないレベルの被災の場合、早急に避難するべきだからです。
先にも書いてますが、地震とは異なり、ガスや水道、道路などが寸断される可能性は低く、大きな脅威は大規模な停電です。道路に関しては、住んでる場所によって環境が違うので一概には言えませんが。
まだ気温が高い時期なので、停電するとエアコンや冷蔵庫の無い生活となりますので、体を冷やしたり洗ったりする為にも、浴槽の水は確実に満タンにしておきましょう。
冷蔵庫の物は早々にダメになりますが、冷凍庫の空いた場所ににぎっしりと氷をため込んでおくと、冷凍庫は少し長持ちしますし、氷を順次冷蔵庫へ移し替えると、冷蔵庫の物資も多少ですが維持できます。
いずれにしても、準備のためのタイムリミットは明日の午前中までとなりますので、14号の進路にあたる方々は充分にご注意下さい。
2022年9月17日の時点では、太平洋上にあって九州南部に向かって北上してる状況ですが、そのまま九州の西岸側を回って本州を縦断する予想となってます。
問題は、 925hPa → 910hPa というとんでもない勢力にまで発達している事で、現在の海水温の状況からすると、これはもう上陸するまで弱まることは期待できません。
従って、そういう強烈な台風が通過する、という事を覚悟するしかない、というのが現在の状況です。
準備できるのは、明日の午前中までです。
特に沖縄~九州~近畿地方の方々は、ライフラインに支障が出る可能性を想定し、出来る範囲で防災グッズの確認をしておいた方が良さそうです。
過去にも書きましたが過去に被災した経験に基づいて、都市部に限りますが、こういう場合に出来ることが幾つかありますので、それを列挙して置こうと思います。
以下の物ですが、都市部では無理に沢山準備する必要はありません。目安は最大でも3日分程度です。
私の経験では最低2日分。
台風の場合、停電の可能性が高く、ガスや水道に影響が出る可能性はかなり低い、という事を念頭にすると良いかも知れません。
尚、停電によって水が止まるマンション等の場合は、水を多めに準備しておく必要はあります。
都市部では、比較的ライフラインの復旧が早く、かなり大規模な停電であっても2日後には車で行ける範囲の地域の電気が復旧しましたので、それ以降は足りない物は買えば良いという状況に変化しました。電気さえあればかなりの不便は解消します。
車のガソリン
乾電池各種
ランタン機能のあるLEDライト(人数分+α)
ロウソク+ライター
水
レトルト食品
米orパスタ
トイレットペーパーやティッシュ等の衛生用品
現金
沢山必要無い理由は、3日以上復旧しないレベルの被災の場合、早急に避難するべきだからです。
先にも書いてますが、地震とは異なり、ガスや水道、道路などが寸断される可能性は低く、大きな脅威は大規模な停電です。道路に関しては、住んでる場所によって環境が違うので一概には言えませんが。
まだ気温が高い時期なので、停電するとエアコンや冷蔵庫の無い生活となりますので、体を冷やしたり洗ったりする為にも、浴槽の水は確実に満タンにしておきましょう。
冷蔵庫の物は早々にダメになりますが、冷凍庫の空いた場所ににぎっしりと氷をため込んでおくと、冷凍庫は少し長持ちしますし、氷を順次冷蔵庫へ移し替えると、冷蔵庫の物資も多少ですが維持できます。
いずれにしても、準備のためのタイムリミットは明日の午前中までとなりますので、14号の進路にあたる方々は充分にご注意下さい。
2022年 元旦 コロナとの戦い3年目。
コロナ禍が始まって2回目の正月ですね。
コロナとの戦いは3年目に突入という事になります。
コロナ禍が始まった2020年の3月頃、この戦いは最低でも3年は続くだろうと、専門家の先生方が言っておられましたが、実際にそうなりましたね。
思えば、2020年の正月は、windows10へのアップグレード作業とか、HDD→SSDへの換装とか、そんな事をやりながら、我が家では中国で流行してる謎の感染症のニュースを気にし始めてた頃です。
毎年、家族が花粉症で苦しむ季節が目の前なので、いつも使い捨ての不織布マスクを買い置きしてるのですが、この2019年の1月中旬、ドラッグストアの割引クーポンがあったので、確か50枚入りの箱を4つほど買ったのですが、まさかそれがその後に大活躍するとは夢にも思いませんでした。
その1週間後にはもうマスクが入手困難になってましたからね。
当時、他にも何気に色んな災害用の備蓄物資を買い足したりしていて、トイレットペーパーなんかも、大騒動になるかなり以前に準備出来てたので、それは何気に自慢でしたねw
以前にも書いた気がしますが、2009年の新型インフルエンザのパンデミックの際に積んだ多くの失敗を伴う経験wによって、培われた部分が大きいです。
そして去年、2021年は第三波の真っただ中でしたね。
まだワクチン接種は始まっていなくて、でもどうやら効果が高そうだという話もでてきた頃ですね。
それから大阪では春からの第四波で大きな被害を出してしまい、東京では夏の第五波で幾つもの悲劇が起こってしまいました。
しかし、どうにか大多数の国民がワクチン接種を行い、一番厳しい局面は脱した様に思います。
ワクチン接種の副反応でも色々とありましたが、我が家では誰も大きな副反応を起こさず、まぁ解熱剤で抑え込める程度の発熱程度で済みました。
さて今年、2022年はオミクロン株の大流行が確実ですが、幸いにも病原性は比較的低いと見られてるので、ワクチン接種済みの人は感染してしまったとしても、出来るだけ他人に感染させない様に気を遣う、という事で良いのかなぁ、と思います。
色んな事情でワクチンが打ててなかったり、敢えて打たなかった人は、出来るだけ感染しない、という事が重要になってくるかと思います。感染・発症してしまった場合にも、医療機関に余裕がある時点であればどうにかなる感じです。
なので、どちらにしても、あまり急激な感染爆発にならなければ、まぁまぁ、感染しちゃったエヘヘくらいで済む感じではありますね。それでも、感染しないには越したことがないので、出来るだけ注意して過ごそうと思います。
ところで、幾ら病原性が低そうだとは言っても、一気に感染爆発が起こる、いわゆるオーバーシュート状態になると、前回の第五波の4倍程度の感染者になると予想されてますので、1日に10万人以上の新規感染者数になる計算ですね。ちゃんと検査できての話ですが。検査出来なければ検査の上限までしか把握出来ません。
で、入院リスクは1/3程に下がってると言われてますので、入院治療が必要な人数は第五波の最大時が12,000人前後だったので、12,000人の4倍=48,000人ですが、もう少し希望的観測を入れてみましょうか。
実は、4倍という数字は補正前で、偏りを補正すると2倍程度という研究もあります。なので2倍で計算してみると、24,000人がピーク時の入院患者数という事が予想できます。
その1/3・・・8,000人なので第五波よりは少ない計算になります。もちろん、補正前の数字で計算すると、この倍なので、第五波より厳しい状況もありえます。
第四波の大阪、第五波の東京ではハッキリ言って医療崩壊を起こしてしまいましたが、それ以上の事が起こり得る計算になる訳です。
もちろん、これらの数字は予測の数字なので、全然違う結果になる可能性も充分ありますし、例え、その通りになったとしても、今回はかなり早い段階から準備がされてきたので、もう少し余裕はあると思いますけどね。
それと、治療薬も数種類出てきましたので、入院治療が必要な人数がそういう数字まで跳ね上がったとしても、重症化率は大幅に下がっていますし、死者数も大幅に減ると予測されていますね。
まぁそれも医療現場に余裕があっての話ですので、医療関係者の方々にあまり余計な迷惑をお掛けしない様にしない様にしたいですけどね。
入院治療が必要な人数を考えれば、コロナが普通の風邪やインフルエンザとは全く異なる感染症だ、ということくらいは、いい加減共通認識になっても良いとは思いますが、なかなかそうならない様ですねw
ちなみに、世界規模で社会経済を止めたり、とんでもなく大きなマイナスの影響を与えてまで対応してる状況下、インフルエンザの流行はほぼ完全に抑止できてますが、それだけやっても新型コロナが全く制御出来て無い、という現実を直視しないと、いつまで経ってもこの災害は終わりません。
どっちにしても、想定以上を超える感染拡大が起こってしまうと、コロナ患者もコロナ以外の病気や怪我で入院治療が必要な人も入院出来ないなんて事になるので、各自がどれだけ感染予防を心掛けるか?ですね。
さて、今年こそは出来るだけブログも本家サイトも更新したいなぁと思ってます、というか更新するつもりですが、どうなることやらw
では今年もよろしくお願い致します。(^^)/
2020.02.22 追記
入院数のピークが、24,000人程度だと予想しましたが、30,000人以上になりそうです。その1/3に収まるどころではありませんでした。
そして、オミクロン株の感染力の強さは予想以上で、とても予測した対策では被害を抑える事が出来ませんでした。
未知のウィルスによる災害は、やはり想定を超える結果を運んでくる、という事の様です。
コロナとの戦いは3年目に突入という事になります。
コロナ禍が始まった2020年の3月頃、この戦いは最低でも3年は続くだろうと、専門家の先生方が言っておられましたが、実際にそうなりましたね。
思えば、2020年の正月は、windows10へのアップグレード作業とか、HDD→SSDへの換装とか、そんな事をやりながら、我が家では中国で流行してる謎の感染症のニュースを気にし始めてた頃です。
毎年、家族が花粉症で苦しむ季節が目の前なので、いつも使い捨ての不織布マスクを買い置きしてるのですが、この2019年の1月中旬、ドラッグストアの割引クーポンがあったので、確か50枚入りの箱を4つほど買ったのですが、まさかそれがその後に大活躍するとは夢にも思いませんでした。
その1週間後にはもうマスクが入手困難になってましたからね。
当時、他にも何気に色んな災害用の備蓄物資を買い足したりしていて、トイレットペーパーなんかも、大騒動になるかなり以前に準備出来てたので、それは何気に自慢でしたねw
以前にも書いた気がしますが、2009年の新型インフルエンザのパンデミックの際に積んだ多くの失敗を伴う経験wによって、培われた部分が大きいです。
そして去年、2021年は第三波の真っただ中でしたね。
まだワクチン接種は始まっていなくて、でもどうやら効果が高そうだという話もでてきた頃ですね。
それから大阪では春からの第四波で大きな被害を出してしまい、東京では夏の第五波で幾つもの悲劇が起こってしまいました。
しかし、どうにか大多数の国民がワクチン接種を行い、一番厳しい局面は脱した様に思います。
ワクチン接種の副反応でも色々とありましたが、我が家では誰も大きな副反応を起こさず、まぁ解熱剤で抑え込める程度の発熱程度で済みました。
さて今年、2022年はオミクロン株の大流行が確実ですが、幸いにも病原性は比較的低いと見られてるので、ワクチン接種済みの人は感染してしまったとしても、出来るだけ他人に感染させない様に気を遣う、という事で良いのかなぁ、と思います。
色んな事情でワクチンが打ててなかったり、敢えて打たなかった人は、出来るだけ感染しない、という事が重要になってくるかと思います。感染・発症してしまった場合にも、医療機関に余裕がある時点であればどうにかなる感じです。
なので、どちらにしても、あまり急激な感染爆発にならなければ、まぁまぁ、感染しちゃったエヘヘくらいで済む感じではありますね。それでも、感染しないには越したことがないので、出来るだけ注意して過ごそうと思います。
ところで、幾ら病原性が低そうだとは言っても、一気に感染爆発が起こる、いわゆるオーバーシュート状態になると、前回の第五波の4倍程度の感染者になると予想されてますので、1日に10万人以上の新規感染者数になる計算ですね。ちゃんと検査できての話ですが。検査出来なければ検査の上限までしか把握出来ません。
で、入院リスクは1/3程に下がってると言われてますので、入院治療が必要な人数は第五波の最大時が12,000人前後だったので、12,000人の4倍=48,000人ですが、もう少し希望的観測を入れてみましょうか。
実は、4倍という数字は補正前で、偏りを補正すると2倍程度という研究もあります。なので2倍で計算してみると、24,000人がピーク時の入院患者数という事が予想できます。
その1/3・・・8,000人なので第五波よりは少ない計算になります。もちろん、補正前の数字で計算すると、この倍なので、第五波より厳しい状況もありえます。
第四波の大阪、第五波の東京ではハッキリ言って医療崩壊を起こしてしまいましたが、それ以上の事が起こり得る計算になる訳です。
もちろん、これらの数字は予測の数字なので、全然違う結果になる可能性も充分ありますし、例え、その通りになったとしても、今回はかなり早い段階から準備がされてきたので、もう少し余裕はあると思いますけどね。
それと、治療薬も数種類出てきましたので、入院治療が必要な人数がそういう数字まで跳ね上がったとしても、重症化率は大幅に下がっていますし、死者数も大幅に減ると予測されていますね。
まぁそれも医療現場に余裕があっての話ですので、医療関係者の方々にあまり余計な迷惑をお掛けしない様にしない様にしたいですけどね。
入院治療が必要な人数を考えれば、コロナが普通の風邪やインフルエンザとは全く異なる感染症だ、ということくらいは、いい加減共通認識になっても良いとは思いますが、なかなかそうならない様ですねw
ちなみに、世界規模で社会経済を止めたり、とんでもなく大きなマイナスの影響を与えてまで対応してる状況下、インフルエンザの流行はほぼ完全に抑止できてますが、それだけやっても新型コロナが全く制御出来て無い、という現実を直視しないと、いつまで経ってもこの災害は終わりません。
どっちにしても、想定以上を超える感染拡大が起こってしまうと、コロナ患者もコロナ以外の病気や怪我で入院治療が必要な人も入院出来ないなんて事になるので、各自がどれだけ感染予防を心掛けるか?ですね。
さて、今年こそは出来るだけブログも本家サイトも更新したいなぁと思ってます、というか更新するつもりですが、どうなることやらw
では今年もよろしくお願い致します。(^^)/
2020.02.22 追記
入院数のピークが、24,000人程度だと予想しましたが、30,000人以上になりそうです。その1/3に収まるどころではありませんでした。
そして、オミクロン株の感染力の強さは予想以上で、とても予測した対策では被害を抑える事が出来ませんでした。
未知のウィルスによる災害は、やはり想定を超える結果を運んでくる、という事の様です。