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クランプのあれこれ

色々と工作をする人にとってはお馴染みの「クランプ」という工具。

物を挟んだり、締め付けたりする工具です。

私も幾つか愛用してますが、先日、100円均一の最大手、DAISO(ダイソー)で、何を買うでもなく、結局は何かしら買ってしまうのですがw、ブラブラと家族の買い物に付き合ってたのですが、その時に、こんな商品が目に入ってきました。

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物凄く馴染みのある工具。「クイックバークランプ」という名の工具です。

これ、物凄く便利で私の愛用品でもあるのですが、100均で買ったような記憶は無いんですよね。

正直、これは複数あっても邪魔どころか、色んな場面で役立つツールなので、とりあえず購入して、家にあるストックと比較してみました。

こちらは、ホームセンターのコーナンで買った愛用品です。

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う~ん・・・物凄く同じww

ちなみにこちらは298円でした。約3倍ですが、まぁどっちにせよ安いツールです。

と言う訳で、大前提として、DASIOの方が断然安い、という点と、その分、性能的に劣っていても当然だ、という点については最初から了解しておく事にします。


クイックバークランプというのは本当にちょっとした時に役立つ優秀なツールでして、以前、プラモデルを作る時には、洗濯ばさみタイプのクランプを使ったりしてましたが、挟む強さが調節出来ないので、そこまで便利だと思った事も無かったのですが、このバークランプと出会ってからは、こいつが主力の4番定位置ですw


見た目はほぼほぼ同じなので、細かい部分を比較しようと、ネットで検索すると、割とこの比較を行ってる方がいらっしゃって、皆さん、同じ事が気になるもんだな~と思って笑ってしまいましたw

中には分解して、中の違いについて解説してくれてる方もいらっしゃいましたので、私はそこまではやらない事にしました。気になる方は検索してみると良いかと思います。


では、じっくり両者を比較していきましょう。


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上がDAISOの物で、下がコーナンの物です。

コーナンの方には、コーナンのオリジナルブランド名のLIFELEXのロゴが印刷されてます。


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しかし裏返すとほぼ同じ物に見えます。どちらも中央の鉄製のバー部分以外は樹脂製ですが、同じ金型にすら見えます。良く見るとDAISOの方はあちこちにバリがあったりします。


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この画像の赤丸部分の違いが最大の相違点となります。左がコーナンで右がDAISOです。


コーナン品にある溝(上側の矢印)は、後ほど説明しますが、DASIO品にはありません。また、下側の矢印の通り、コーナン品は樹脂が金属バーをしっかり覆ってますがDAISO品は、樹脂の節約の為なのか知りませんが、下部が解放されてる構造になってます。

さらに、オレンジ色のロック解除ボタンの大きさも違っていて、ほぼ同じ作りの本体=ボタンの取付穴もほとんど同じ大きさなのに、大きさの異なるボタンが取り付けられてるので、その結果、小さい方(DAISO)の方が、ボタンがグラグラで、今にも外れそうなのですが、とりあえず外れはしませんw

こういう感じで、DAISO品にはあちこちに小さな節約の為っぽい省略箇所があります。

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次に、両者ともにこの商品の先端パーツですが、このオレンジの固定用ネジを外すと取り外せる様になっており、これは中央の鉄のバーのもう一方側に付け替えることで、「締め付け」という機能から、「押し広げ」という真逆の機能に用途変更が出来る仕組みになってる訳です。

念の為の捕捉ですが、コーナンの商品には、その用途変換についての説明がありますが、DASIOの商品にはその説明書きはありませんので、DASIOの名誉の為にも、この機能はDASIOの商品には最初から無い機能だという事は理解しておく必要がありますね。

さて、その固定ネジを外すと、コーナンの方はナットがしっかり固着させてあるのでナットは落ちてきませんが、DAISOの方は普通にナットが外れて落ちてきます。


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で、このパーツを反対側に取り付けてみます。


すると、そうやって使用出来ると説明されてるコーナン品はしっかりと取付可能ですが、そういう使い方については言及してないDAISO品はそもそも取り付けることが不可能となっています。


これだけソックリな外観で、どこもかしこもほぼ同じ作りなのに、どうしてこんな単純な部分だけ決定的に違うのでしょうか?

この鉄のバーの先端を良く見てみると、ネジ穴(大きい方の穴)の位置が微妙に違ってるのが判りますね。小さい方の穴は、単なる穴では無く、突起物が埋め込まれていて、本体からバーが抜けてしまわない為のストッパーになってます。


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ネジ穴の位置の違いもそうですが、この突起が先端パーツと干渉してしまい、DAISO品はこの逆バージョンの取り付けが出来ません

実は、DASIO品とコーナン品の構造上の差は、正確には本体内部にあって、それが締め付け強度の違いにもなってるのですが、その強度の違いが、DAISOの商品に、この真逆の機能を持たせない理由になってるのだろうと推測します。

締め付ける機能は「弱い」で済みますが、押し広げる機能は「弱い」では使えませんからね。

最初に指摘した通り、コーナン品の先端パーツは正確に鉄のバーを樹脂が囲んでいて綺麗な溝があります。この溝は、この突起物を受け入れる為の溝なんですね。

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当然ながら、普通バージョンでの使用時にもこの溝が機能する訳でして、コーナン品はこの突起物のお陰で、本体が鉄のバーから外れる事が防がれてますが、DAISO品は、こちら側の突起物が省略されています。そうですw 省略しないと基本的な取付も不可能になってしまうからです。結果的に、DAISO品は、鉄のバーを取り外してしまえますが、それで何か役に立つ使い方は無さそうですw

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そういう訳で、基本構造に違いがあることは判りました。

先にもチラっと触れてる通り、内部構造にDAISO品は省略されてるパーツがあって、それがスムーズな動きを妨げてたり、締め付け強度を下げてたりします。

ではどれほど強度が違うのか?と問われれば、両者とも壊すつもりで計測すれば判ると思うんですが、そこまでする理由も無いので、サラっと書いときますと、コーナン品はガッチリ締め付けることが出来ると同時に、一定以上まで締めると動かなくなります。それ以上締め付けると恐らく壊れます。

一方、DAISO品はどこまでも締め付けレバーを握ることが出来ますw 実は内部で空滑りを起こしてるからであって、強度が強い訳では無く、むしろ逆に強度が出ません。滑ってるのだから当然ですね。なので、クランプとしての基本性能も劣るという事にはなりますが、その分、半額以下という値段という事になります。

このサイズのこのツールにそこまで強度を求めるか?と問われれば、正直、そんな事も無いので、DAISO品でもちょっとした用途には充分役立つ、という事です。


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と言う訳で、蛇足ながら敢えて両者を評価すると、


コーナンのクイックバークランプ
→充分な性能と機能を兼ね備えていて、しかも充分に安い。

DAISOのクイックバークランプ
→ちょっとした用途ならちゃんと使えて、しかも100円(税抜き)。



というのが結論となります。


ちなみにDAISOのモノはDAISOに行かないと買えませんが、コーナン品と恐らく同等のものはAmazonでも購入可能ですので、一応、ご紹介。

  


色んな種類とサイズのあるクランプというツールは、DIYや模型工作、その他、裁縫なんかも含めたハンドメイドにおいても、かなり色んな場面で役立つツールでして、ここで私のクランプ・コレクションを披露してみますw

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未使用品の物もありますが、これらは、やはり100均で有名なセリアで購入したもので、既に実践投入してるのですが、どこにしまったのか判らず、ストックしてる未使用品を登場させましたw

基本的に壊れる類のツールでは無いので、ストックする必要は無いのですが、ズボラな私はこうやって紛失してしまう事が多々あるので、小さい物はストックしがちですね。

こうやって余計なコレクションが増えて、おまけにガンプラの積みの高さも増えていく訳ですが、こういう系の趣味をお持ちの方々は、基本的に収集癖を持ってると思うので、気持ちは判って頂けるかと思います。

手持ちの大量のネジのコレクション(不用品)から、その瞬間に必要な種類とサイズのネジを見つけた時に得られる達成感と言うか優越感というか、そういう感覚が判る人は多いと思いますw

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